プラドは人気ですね。今回はGDJ150の新車のプラドにロードハウスKaddisのアップコイルの取り付けのご依頼とタイヤ交換、四輪アライメント調整のご依頼をいただきました。
まだ走行距離も20キロほどです。
スプリングはJAOSのスプリングによく似ていて長いスプリングです。
サスペンション交換作業
このメーカーのスプリングは初めてです。スプリングは結構長いスプリングです。
取り付けした感じは伸び側は全くありませんね。
1G状態にした時と知ていない時ではほぼ変わりません。スプリングがワンサス等に比べ柔らかい感じがしますので伸び側に頭打ちは必ずありそうです。
リアのスプリングもJAOSさんと同じくらいの長さです。
ステッカーは後で貼ってくださいと説明書にありました。
ブッシュ部分をすべて1G締めして取り付け作業完了です。
車高の高さ
タイヤの外形も変わっているのでなんとも言えませんがリアは先日付けたJAOSのサスペンションとほぼ同じ高さです。
フロントは25mmほどJAOSよりは低いです。
メーカー数値によるとフロントが50mmリアは40mmとなっていますがそれ以上に車高は上がっています。
フロントは計算から行くと完全頭打ちでワンサスと同じめいいっぱいどうしです。
タイヤ交換作業
タイヤの幅は変えずに高さだけを変えています。TOYOさんのオープンカントリーATです。
交換後は試乗し四輪アライメント調整です。
四輪アライメント調整
車高は結構あがっています。なのでセッティングは現状できるめいいっぱいでおこないます。
キャンバーの数値を優先しても問題ない感じの沈み込みなのでタイヤのことを考えてセッティングします。
プラドはノーズダイブがひどいのでスプリングによってセッティングが変わってきます。
フロントのトーとキャンバーとキャスターを調整して現状最適にできていると思います。
アップスプリング取り付けと四輪アライメント調整後の試乗
アップスプリングのみ装着後の試乗ではかなりふらつき感やコーナーでの回りにくさがありましたが調整後は乗りやすさがしっかりでました。
直進安定感やブレーキング時のノーズダイブもかなり軽減されました。
気になるのはスプリングに柔らかさがワンサスに比べるとありますが頭打ちをしてしまいますので段差でバンプタッチのようなタッチ感がでます。
この部分は少硬いワンサスの方が揺れが少ない分感じにくい感じはありますね。街乗りロードのみでしたらワンサスの方が走りやすいかもしれません。
少しオフロード等になるとロードハウスのスプリングの方に軍配はありそうな気がします。使う頻度の多い方を考えてのチョイスがよいでしょうね。
一番良いのはストロークのあるJAOSさんのショックとスプリングのセットが良いかと思います。
このスプリングはショックをJAOSさんのショックに変えるだけでフロントは25mm上がる気もします。
プラドは車高を変えてタイヤサイズを変えると一回り大きく見えますね。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
参考取付工賃
アップスプリング取り付け工賃(1G締め込み)20000円(税別)
四輪アライメント調整15000円(税別)
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。