ロードスターのスタビライザー交換とSPOONのリジカラの取り付けです。

クスコさんのHPを見るとスタビライザー取り付け時間は4.5hとなっております。
リジカラの取り付けが2.0hで1G締めと四輪アライメント1.5Hとすると1日作業ですね。

スタビライザー取り付け

さてロードスターの何が大変かといいますとアンダーカバーとタイヤハウスのカバーの脱着がいつも結構たいへんなんです。
まずクリップがかなり外しにくいです。新品ならいいのですが外してまた再使用となるとこれが中々入らないです。

取り外しにはメーカーの説明書にはフロントバンパーの脱着や色々書いてあります。
バンパーの脱着はなくとも問題なく外せます。
さて順番にバラしていきます。
隙間を作って回転させてって言う感じと助手席側に抜くのは同じやり方ですね。

外してクスコのスタビを入れていきますが太さが変わる分はしっかりクリアランスを抜くときに確保しておきます。
入れるときはなるだけ傷がつきにくいようにビニールに入れたまま行っていきます。

 

あとはスタビブッシュとスタビリンクを付けていきます。
スタビリンクはGMBの流用品ですね。左右は逆で付きます。

車高も最低地上高95mmに合わせて4箇所調整をします。
クスコの車高調でサビが少しありましたが問題なく調整できました。

あとはリジカラをいれていきます。


われタイプのリジカラなので通常のものより位置合わせなどに時間がかかります。
リアも同じくリジカラを取り付けしてブッシュをすべて開放して1G締めをおこなっていきます。

 

1G締め作業

1Gの状態でメンバーもアームブッシュもすべて締めていきます。
少しでも良い状態で締めていきます。
リジカラは基本手締めなので結構疲れます。
締め上げてトルクで締めて作業完了です。

 

四輪アライメント

結構な箇所を外しましたが無事完了です。

四輪アライメント調整です。

以前もどこかで取られているとは思いますがお車の方を中古でご購入されたそうで内容はわからないそうです。
キャスターのカムが全開で起こしてあるのにキャンバーは全開で寝かしてあるこの方法だとカムの向きの必要性がわかっていない状態で調整している可能性がありますね。
今回はサーキット仕様での調整をご希望です。
数値もガラっと変わります。
車高にスタビ交換でのロール感の変更とありますので外を強い車両に仕上げていきます。

タイヤの内減りはキャンバーがありますのでどうしても出てくると思います。

数値もでて試乗です。

元々結構固いクスコの車高調でスタビリンクの交換でスタビの位置補正とロールのタイミングがかなり変わります。
現状の方がご来店時より細かい揺れも取れて走りやすいと思います。
キャンバーに対するハンドリングもそこまで強くは感じませんでしたので良いと思いました。

 

それではこの度はありがとうございます。
また機会かございましたらご利用お待ちしております。

 

 

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※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
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