ブリッツの車高調の取り付けです。

デミオ

車高の高さは指1本ほどにセッティングをします。
減衰力は最強よりフロント27段戻しリア30段戻しでのセッティングです。
事前にお調べをされているそうで車高が下がりすぎてしまうなどよくご存じでした。
参考にさせていただき作業開始です。

 

車高調とリジカラの取り付け

フロント車高調

さて今回は同時に作業を進めていきます。
フロントはマツダはドライブシャフトの心配はありませんのでストラットサスペンションを外してそのままリジカラに移ります。
外しておいた方がロアアームに自由度がありますのでリジカラを入れる際にさほど苦労が無いと感じます。

リジカラデミオ
あとはフロントは6か所メンバーの間とボルト側に入れていきます。
ここで仮締めまでにしておきます。
車高調を取り付けます。

リアサス

リアも車高調とリジカラは同時に入れていきます。
やり方とトーションビームの動きがわかれば入れるのも苦労はありません。


またタイヤをつけてとりあえず車高を決めます。

車高の高さ

ノーマル車高
ノーマル車高
ローダウン車高
ローダウン車高

 

リアは15mm上げフロントは5mm上げで少し前下がりのセッティングです。
フロントは指1本半リアは1本ほどです。

 

車高が決まれば1G締めをしていきます。

1G締め

デミオ1G締め

ここで初めてメンバーを締めていきます。
リアはタイヤを外して1G状態を作らないとトルクレンチが入らないのでこの状態でおこないます。
フロントのメンバーも1Gで締めます。
リフトアップ状態で締めるともモノコックフレームって意外に柔らかいのでメンバーとフレームにねじれが出る場合があるかもしれませんからね。

締め直し完了で試乗です。

四輪アライメントの数値が悪すぎてまともに走れません。

なぜこの状態がおきるかというと車高の変化もありますがブリッツの車高調はストラットボルト部分が長穴になっていてキャンバーの調整が大きく出くるようになっています。
キャンバーとトーは連動性がありますのでキャンバーの数値のずれがこのようになってしまっています。

しっかり四輪アライメント調整です。

 

四輪アライメント調整

四輪アライメント デミオ

調整箇所はフロントのトーとキャンバーの調整です。

フロントのキャンバーは2度近くまで調整が効きます。
今回は車高時のトーの変化をみてキャンバーをつけていきます。
1度付近でトーの数値も基準ほどになりました。これで純正と同じ動きに必要なキャンバーにはなりました。

ここからが+αの調整となるわけですが街乗りでのタイヤのことなどを感がなふぁら気持ちよく走れるとなると過度なキャンバーは変摩耗の原因になりますし足りないとコーナーが物足りないなどになります。
トーの数値を基準値より変更していき調整していきました。

調整完了で試乗です。

車高調+リジカラ取り付けと四輪アライメント調整後のインプレッション

 

車高調と同時に取り付けをするとリジカラの効果はあるのかないのか全くわかりません。
動きとしてはショックの減衰力は下げていますがスプリングの硬さがありますのでそこまで柔らかい印象はありません。ショックよりスプリングが勝っている感じですね。国産車に多いセッティングな感じです。
リジカラで剛性が上がっているのであれば減衰力を上げても楽しいかもしれませんね。
色々試されるとよいと思います。

そして差し入れありがとうございます。

それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。

 

参考取り付け工賃 車高調とリジカラ取り付け30000円(税別)四輪アライメント調整10000円(税別)

ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。