GRヤリスのブリッツの車高調の取り付けです。
減衰力電子式コントローラーDSCも同時に取り付けをしていきます。
車高の高さはフロント35mmダウンリアは40mmダウンでのご依頼です。
車高調取り付け作業
GRヤリスはブレーキが大きいですね。
フロントはストラットで通常の最近のトヨタのミドルクラスと同じです。
今回はDSCがありますのでワイパー周りは脱着しておこなっていきます。
フロントモーターは移動タイプですがTEINさんのように専用ステーなどはありません。
どの車種にも入っている汎用品での取り付けです。
まずは仮組していきます。
リアも同じく交換です。
リアはプリウスなどと似ています。
ショックとスプリングは独立しきです。
ナックル側のアーム取り付け部分はブッシュではなくピロになっていますね。
その分ショックとスプリングに重要性が依存されますね。
まずはブッシュを緩めた状態で車高を見ます。
車高の高さ
さて説明書の寸法ではあと1cmダウンのはずですが現状は推奨より5mm上げて40mmダウンになります。
フロントは逆に下がりません。
通常は5mm上げて希望数値ですが1cm余分に下げます。
なので説明書とは前後とも15mm近い違いがありますね。
新車なのになぜでしょうね。
車高が決まれば1G締めです。
1G締め作業
さて締め直し作業です。
この作業分が車高の違いに出ている可能性もありますね。
ショックの長さはメーカー指定でよさそうですがスプリングが遊ぶか遊ばないのセッティングです。
試乗後四輪アライメント調整です。
四輪アライメント調整
GRヤリスはもともとフロントキャンバーが多めのセッティングになります。
ブリッツの車高調もめいいっぱい起こしてー1度付近前回で寝かせて-3度ほどになります。
調整幅としては良い位置ですね。
今回はワインディングまでに対応したいそうです。
リアのキャンバーは-3度以上になっていますのでフロントのキャンバーも予定よりネガで調整しました。
トーの数値も若干変化させての調整です。
この車両はまだまだ動きがどのようになるのかがわからないため沈み込ませた動きを見ながらの調整にはなります。
数値もでてよい状態へとなりました。
続いてDSCです。
DSC取り付け
こちらの方がサスペション交換作業より時間がかかります。
モーターも取り付けして室内へ配線を取り入れていきます。
モーター取り付けは汎用ステーとタイラップが入っていますがステーはほぼいつも使えません。
結構大変です。
メーターはオーディオ下にセッティングです。
取り付け完了で試乗です。
ブリッツの車高調ですがかなりマイルドなセッティングなので街乗り向きですね。
減衰力には余裕がありそうなのでもう少し走りたいのであればスプリング交換もよいかもしれませんね。
ブラケットの強度がブリッツはいまいちなのでその分のかっちり感はやはり少ない気がしました。
そして差し入れありがとうございます。
夜にいただきまーす。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。