ブリッツ車高調の取り付け
ブリッツの車高調とDSCの取り付けです。
DSCはブリッツの減衰力コントローラーになります。
室内で減衰力が調整可能になりますね。
まずは車高調の取り付けです。
車高の高さはフロントが30mmダウンでリアは25mmダウンのセッティングのご依頼です。
説明書がありますので説明書より数値をだして仮付けで取り付けます。ブッシュはすべて開放したままでまずは高さをあわせます。
今回同時にオートエグゼのスタビリンクの取り付けもご依頼いただきました。
見た目はターンバックルでも中身はターンバックルでは無いです。ピロボール側のネジはともに正回転です。なのに他のメーカーより高いなんてさすがネームバリューですね。
長さは説明書にダウン量と数値がでていますので初期設定で合わせます。
もともとブリッツの車高調はフロントのみ直巻スプリングでフロントの硬さがでている車高調なのでスタビリンクが思っていたよりショートでのセッティングなので一段とコツコツ感がでそうです。コーナーへのアクセスを重視してのセッティングにはなりますね。
リアは直巻ではなく異型のスプリングですね。リアの違和感をなくすためですかね。もともとしっかり1Gで締め直せば直巻でも問題ない気もしますがリアの微振動の軽減でしょうか。
乗り心地のバランスはブリッツは少し気になります。
1Gでの締め直し
ロードスターはこの作業で乗り心地が大きく変わってきます。
もともと車高調の開発でどこまでおこなっているかは不明ですが最近の車高調のメーカーではブッシュの締め直しを推奨しているメーカーもありますので説明書に記載が無いメーカーは行っていないかもしれませんね。一度メーカーに確認してみるといいかもしれませんね。
DSCの取り付け
DSCの取り付けです。
先程ご説明したブリッツの減衰力を電子制御するコントローラーです。
モーターやハーネスはTEINさんのEDFCⅡと同じです。
ブリッツのモーターカバーは固くてハメるのがTEINさんに比べると大変です。
TEINさんはEDFCⅡともう1つEDFCPROがありますね。EDFCPROは配線の取り回しが不要になり制御もGPSなどもあり進化しています。
モーターの取り付けはショック上部になります。
本体は写真を忘れてしまいましたがセンターの下の小物入れにセッティングです。この部分に取り付けをされる方が多いそうです。
配線はかなり太い線が大量にありますので色々分散し束ねてしまいます。
今回は色々な配線が室内にすでにされていましたので中々苦労しました。
取り付け後は四輪アライメントです。
車高の高さは指定通りの数値です。
もともとロードスターは前傾のスタイルなのでよりスポーティな車高になりました。
四輪アライメント
最後の四輪アライメントです。
今回は街乗り仕様でのセッティングで数値の方を調整いたしました。
ブリッツの説明書の数値を色々見ましたがおおよそ似た数値ですね。
すべての箇所を調整し完了です。
試乗です。減衰力の違いはコントローラーで体感はできましたがやはり車両の揺れはあります。スポーツカーらしさはあります。
減衰力のセッティングで良い位置が見つかるといいですね。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
参考取付工賃 ND5RC車高調取り付け18000円(税別)DSC取り付け18000円(税別)四輪アライメント10000円(税別)
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※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
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