クラウンクロスオーバー AZSH35に タナベさんのNF210の取り付けです。

タナベさんのダウン量の少ない方のサスペンションです。

35系のクラウンは初の作業となります。

クラウンクロスオーバー・NF210取り付け

さて交換です。

フロントはストラットで新型ハリアーと同じ形状のサスペンションとなりますがアッパーマウントの形状は違いますね。

ショックは最近で多い半分ぐらいまで縮んでしまうタイプです。KYBのスイングバルブ式になったって記事を読んだことがあります。
純正スプリングもかなり長いのでノーマル戻しは結構たいへんな感じがしますがどうでしょうかね。
ちなみにNF210も結構縮めないといけないため良いスプリングコンプレッサーがないと厳し目かもしれませんん。

当社はいろんな種類のコンプレッサーがありますのでAZSH35のショックタイプでも問題なく交換できました。

リアは全く見たことがない感じのサスペンションですね。
新型のサスペンション形状なのか知らないだけなのかはわかりませんが交換は問題ありません。
アームの形状や向きを見ながら取り付けをします。

1G締め作業

最後に締め直しです。

フロントは特殊ブッシュ形状になり不可となります。

リアは1箇所アッパーアームの前側はフレーム内になりますので厳しい感じですが動きは許容範囲なので問題は無いです。
その他はすべてできますが14mm・17mm・19mmのサイズが必要で珍しく統一されていません。
フロントのスタビリンクはダウン量が多い場合はスタビブッシュが固定式になっていますのでロングタイプのリンクにするとよりよさそうでした。

 

車高の高さ

 

車高はフロント20mmリア30mmでクラウンクロスオーバーというくらいなのでこのくらいのダウン量でよさそうですね。

四輪アライメント

最後に四輪アライメントです。

数値はリアのキャンバーは3cmのダウンで-2度オーバーとなっておりますので現状のクロスオーバーやSUVに多いトーの数値だとやはり偏摩耗がでてきます。キャンバー分を考慮して純正数値よりトーの数値も変更していきます。

フロントのキャンバーは左右差をあわせてトーの修正をしていきます。
フロントのキャンバーは2cmダウンでも基準値内にしっかり収まりますのでキャンバーに対する摩耗は少なくすみますね。

 

クラウンクロスオーバーサスペンション交換と四輪アライメント調整後のインプレッション

 

さて試乗です。

バンプラバーまでの距離はかなり近いですがそれでもそこまでのタッチ感覚はありません。
やはりショックの良さがでているのでしょうか。
少ししっかりした感じで21インチの純正タイヤにあっている感じがしました。
直進性にも影響はなく良い感じだと思います。

 

それではこの度はありがとうございます。
また機会かございましたらご利用お待ちしております。

ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。