86の後期に車高調(トラストパフォーマンスダンパー) ・ リジカラ(スプーンFr&Rr)・Rrスタビリンク(Tiレーシング) ・ Rrメンバーサポーター(オートスタッフ)の取り付けです。
部品をまとめて交換するので効果がどの部分に表れているのかわかりずらい可能性はありますね。
車高調取り付け
重複している作業もありませんのでまずは車高調をつけていきます。
順序的にはサスペンションを外してリジカラの作業を行います。
締め付けはすべて1Gで行いますのでこの手順の方がよかなって思っておこないます。
緩めるものはすべて緩めて締めるときにすべて締め付けていく方法です。
さてトラストの車高調もあまりつけることは少ないですが台湾製のラルグスなどと同じ工場の商品ですね。
スプリングはどこの製造かはわかりませんがバネレートはハイレートの方をご選択されたそうです。
減衰力は32段調整の29段戻しです。
前後ともサスペンションを外してメンバーを外していくともうフレームと車体がつくものはほとんどなくなります。
結構な作業なんですよ。
リアはリジカラとメンバーカラーを同時に挟みこんで取り付けしていきます。
できればSTIのメンバーボルトに変えるとよかったですね。
リアはリジットに近くメンバーがなりますのでリアのダイレクト感が結構出るようになりそうです。
スタビリンクも調整式に交換していきます。
調整式なので長さも合わせながら調整をしていきます。
リジカラとメンバーカラーを取り付けメンバーは仮付けした状態にして車高調を組み込んでいきます。
車高調は車高の高さをある程度基準値より合わせて組み込みブッシュ解放で車高を見るのですが最初減衰力を中間にしていたら車高が全く下がりません。車をおしてもかなり硬いです。減衰力を下げてまずは車を揺らして車高を落ち着かせます。
車高の高さはやはり説明書通りにはいきません。前後修正して高さ25mmダウンにセッティングをしてすべての締め直しをおこないます。
1G締め作業
メンバーやブッシュ部分すべてを1G締めでおこないます。
リフトアップってかなりフレームは歪みますのでしっかり1G状態で締めることが重要になってきます。
しっかり締めないとリジカラも意味のないパーツになってしまいますね。
締め付け後試乗で四輪アライメント調整です。
四輪アライメント調整
四輪アライメント調整はサーキットでの仕様も目的に数値を調整していきます。
現状は街乗りとの併用分も残しつつの調整にはなりますがある程度キャンバーはつけています。
今回もまず初期セッティングでロアブラケット側で2度のキャンバーにセッティングです。
キングピンは中立でのセッティングです。
車高の変更も少ないのでこのキャンバー角がロアアームの角度に対してとショックの固さでどうなのかですね。
セッティング完了で試乗です。
車高調、リジカラなど取り付けと四輪アライメント調整後のインプレッション
減衰力をほぼ最弱にしてもフロントはちょうどよいか少し硬めです。
リアは逆にもう少し減衰力があげれそうです。
車高調の仕様はリアヘルパースプリング仕様でリアのストローク位置は考えられていてロール時のショックの長さもあります。
フロントが逆に伸び側が少ない感じがしますがそこまで大きく動かしてはしる車高調でもない仕様なので収まり感は前後で違いが出ている感じがしました。
リアのメンバーカラーでの動きの制御でリアは結構かっちりしています。
走りやすい感じがでていますがリアの挙動は好みに合うかになりますのでサーキット走行は最初は気負付けてくださいね。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
参考取り付け工賃 車高調取り付けは18000円(税別)リジカラ取り付けは18000円(税別)Rrメンバーサポーター(オートスタッフ)は併用できるのであれば同時に装着します。リアスタビリンク同時取付で2000円(税別)四輪アライメント調整10000円(税別)
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。