いつもこのメーカーの車高調は取り付けに問題が多く大変に感じる車高調です。
国産のものは結構よいものがある湾岸さんですが外車はチェックしてないのでしょうか。
値段相当なのかはわかりませんがまずは取り付けをしていきます。
現在も車高調仕様で異音と破損しているそうです。
車高調取り付け作業
さてまずはフロントから外していきます。
いつも通りブッシュをゆるめて外していきますが車高調が長すぎて外れません。
以前に取り付けをした業者様もほんとに60系のものかと確認されたくらいだそうです。
車高調をまずは縮めて抜いていきます。
外して今度はZSS車高調を取り付けしていきます。
こちらはいつもの車高調って感じでなんの問題もなく取り付けできます。
説明書にはトルクの事も書いてありますので指定通りにいきますが1Gのことは全く触れていないですね。
この車両はブッシュで車高の変化がでますのでしっかり初期セッティングは必要です。
リアはもともとの車高調が完全に破損しています。
まずが交換していきます。
やはり純正の方がリアも簡単です。
取り付けする車高調は問題なく装着完了です。
ブッシュを緩めて仮組で車高を見てみます。
車高はフロントがこぶしが入るくらいでリアはタイヤ半分くらいかぶっています。
初期セッティングはないですね。
車高の調整
まずは高さを調整していきます。
フロントはストラットですがBMWのこのシリーズはレバー比1:1でないことを思い出しました。
ストラットで1:1でないのは珍しいですがショックの位置とアームの位置を考えるとわかりますね。
さて高さをご希望に調整して前後のバランスと見た目を合わせていきます。
調整完了で1G締めです。
1G締め作業
ブッシュを緩めると大体1Gが行ってあるかわかりますがやってないのは確実でした。
ブッシュのひねった向きやリアショックのブッシュが切れているのも1G締めを行っていないからの可能性が高いですね。
ZSSのリアショックはスリーブが別体になっていますのでブッシュへの負担軽減はできますね。
四輪アライメント調整
最後に四輪アライメント調整です。
調整箇所は前後のトーとキャンバーです。
フロントのキャンバーは純正ほどでも調整ができますが走りとしてはロアアームの角度をみるといまいちだと思います。
今回は出面もありますのでキャンバーの数値も変更していきます。
リアはそこまで過度にはつけずにおこなっていきます。
トーの数値も前後とも数値変更をしておこないました。
数値もきれいになりました。
車高調取り付けと四輪アライメント調整後のインプレッション
さて試乗です。
現状20インチのタイヤで結構固さを感じます。
減衰力は中間です。
それでも収まりは良い感じなので固さ的にはこのかたさがあっている感じです。
直進性などは四輪アライメント調整後は良い感じの仕上がりで走りやすいと思いました。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。