ボルボのショック交換と四輪アライメント調整です。

ビルシュタインボルボ

ボルボは工具のサイズが国産とは違うのでかなり手間です。

サスペンション交換作業

フロントサスペンションボルボ

現在はダウンサス仕様になっております。
さてボルボはアクセラと同じなんてみなさんよく言いますが当店からしてみるとボルトのサイズが違うということが一番の作業ロスになりますのでアクセラと同じって言うのはかなり違う気がします。
構造は同じでも作業はまた別の話になります。

まずは脱着です。

タワーバーを外して中のアッパーマウントのボルトは在津が20.8なんですよ。またかなり特殊サイズです。
こういった箇所も毎回工具を探さないといけません。

ちなみに工具は10mm・13mm・15mm・16mm・17mm・18mm・20.8mmとトルクスは確実に必要です。

アクセラなら10mm・12mm・14mm・17mmでOKなんです。

この違いは大きいです。

リアショック

リアはショックのみですが作業はしっかり1G締めでおこないます。
ショックはボルボの場合はピッチが荒いので斜めがみしないように気を付けておこないます。

バンプなどはカットしてありましたがビルシュタインの方がロッドパイ数が細いのでバンプカットしてあるとロッド側でバンプが止まりません。なのでバンプをアッパーマウント側に取り付けれるように両面テープで処理して取り付けをおこないました。

やはり思っていた以上に時間がかかります。

 

交換完了で1G締めです。

1G締め作業

1G締め

1G締め作業です。

この作業も工具が違えば大変です。
いつも使う工具ではこのサイズはなかったりしますので違う工具をつかったりしていきます。
無事完了です。
フロントのアンダーカバーのタッピングビス部分の受け側が少し緩くなってきていますね。

車高の変化はショック交換なのでほとんどありませんね。

試乗後四輪アライメント調整です。

 

四輪アライメント調整

四輪アライメント

さて四輪アライメント調整です。

ローダウンしてありますので純正よりはキャンバーがついています。
数値の左右差はさほどありませんがローダウンしてある分なのかトーの数値に左右差とずれが結構あります。

調整していきます。
ボルボの数値は外車特有の数値で摩耗度合いが高めです。
タイヤの摩耗がでてもの数値になっています。

現状のタイヤがオールシーズンタイヤなのであまり事例がないので数値は少し考えましたがキャンバーの数値を考慮してのトーの数値に決めました。

調整完了で試乗です。

 

ビルシュタインダンパー取り付けと四輪アライメント調整後のインプレッション

ショックの硬さはビルシュタインダンパーの感じが結構しますがさすがは外車ですね。ボディー剛性の高さとのマッチングがかなりよい感じです。スプリングが異形レートのものなので初期のビルシュタインらしさがかなり感じます。

安定感は実際はボルボのデータ仕様の方多少はよいかもしれませんがタイヤのダメージが大きいので今回変更をしましたがあまり気になるほどではないと思います。

 

それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。

 

参考取り付け工賃 ショック交換25000円(税別) 四輪アライメント調整15000円(税別)

ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。