今回は当店の社用車のクリッパーの4インチアップです。

4インチアップキット DR17V

時間があまりとれないので休みの日を使って行います。
ボディリフトは今まで行ってきませんでしたがご要望も多いのでまずは試しに社用車からおこないます。
リフトが当店は4柱しかないので何かと苦労がでそうな気がします。

4インチボディリフト

さて説明書はリアからの取り付けになっていますのでリアからおこないます。

リアブロック取り付け ラテラルダウン クリッパー アップスペーサー ショック延長ブラケット

 

リアはボディーとの間にスペーサーとスプリング上部にスペーサー、ラテラルダウンなどをおこないます。
リアは比較的手間もありませんので取り付け時間はおおよそリアだけで1時間程度ですね。
プラスラインさんの指定はブレーキOILは抜いて行って下さいとありましたが今回は止め部分を1部カットして抜きだして行うためブレーキOILは交換しません。
当店の場合は車両ごと販売ではないのでいかに安く工賃ができるかを考えての作業なのでこういった加工で行っていきます。取り付け完了してしまえば全く違いはありません。

エンジンマウント くりっぱー

さてリアが終われば次はミッションマウントやエンジンマウントあたりの中央です。
ミッションマウントは少しやりにくい感はありますが問題はないです。
前後のペラシャフトにもスペーサーを入れていきます。
ここも1時間ほどでした。

 

 

続いてフロント回りです。
フロント回りは作業に加工がありボリュームのある作業が待っています。

メンバーダウン クリッパー リアメンバーダウン

まずはメンバーダウンしていきます。
同時にステアリングシャフトも交換をしていきます。
ステアリングシャフトの取り付けには加工がいります。がここはすんなりいきます。
この部分の取り付けはメーカー指定の取り付け方にしましたが今後雨などの対策は必要な感じがしますね。
とりあえず今回はコーキングしておき完了させました。
メンバーとボディのブロックのネジ穴は位置決めをしっかりして締め付けていかないと合いません。動きがわかれば位置も決まりますので問題はないです。今回はプラスラインさんのBタイプです。
車両はバンの5AGSでターボではないのでインタークーラーの配管等はないので面倒な部分もありません。
エアコンガスもクーラントウも回収は無しでおこないました。
ここら辺も手順を考えればこの車両では必要無しです。

ショック加工 4インチアップ

ショックの取り付け部分も加工していきます。
結構削る必要があります。
付けるホイールに合わせて削っていくしかないですね。
今回タイヤをMAXXISのバックショックにしたので説明書以外に削るところがでてきます。
まあ定番のタイヤなんですが・・・

 

あとはステーなどをつけてステラリングギアボックスをばらしてタイヤが当たらないように切れ角ダウンのスペーサーをいれて一応ボディリフト完了です。

ここまででおおよそ5-6時間ほどかかりました。
さてここからが大変でした。

 

フロントバンパー塗装

まずはフロントのバンパーです。
今回は社用車なのでそこまで予算もかけていられませんのでカットします。
下側はプラスラインさんのスキッドバンパーを付けます。

今度はラジエーターの取り付けステーなどを加工したりしてつけていきます。
今回は塗装も普段はしないですがおこないました。
チッピング塗装でバンパーの部分の色分けもして4WD感を出せるように一応やってみました。

最後に四輪アライメント調整です。

四輪アライメント調整

四輪アライメント調整はフロントのキャンバーとトーの数値の調整です。仕様がガラッと変わりましたので数値もできる限り対応できるようにしていきたいのでまずは様子見の数値で調整をおこないました。

ある程度乗れるレベルまではいきました。
あとは車検の直前直左のためにワゴン用のミラーに変更、カメラ埋め込みとフロントカメラ埋め込みをおこない追加モニターの取り付けとハンドル革巻きになどなどをおこないますが今回はここまでです。

クリッパーとエブリイ、スクラムの17系は作業できそうです。

4インチアップクリッパー

 

手直しが今後どれくらい必要なのか経過観測して作業可能かを決めたいと思いました。

 

 

 

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※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
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