RX-8の車高調取り付けです。
車高調はラルグスの同じですがシートの色や減衰力調整ダイアルの色がオレンジでした。
どこかのオリジナルなんでしょうかね。
減衰力は柔らかめがよいとのことなので今回は最大より20段戻しでのセッティングで行います。
用途は街乗りでの仕様でタイヤもコンフォートタイヤなので仕様を考えながら取り付けです。
取り付け前にリアの動きが気になりタイヤを見てみるとかなりの段べりしています。
ザクザクです。調整ダイアルを見てみると触った形跡がありますので何かしらの調整は行っているはずです。
まだ新品に近い感じのタイヤなのにもったいないですね。
車高調取り付け作業
まずは車高調取り付けです。
取り付けはフロントはロードスターと同じです。
ロアアームが新品に交換されていますね。でもそこに気になるところ発見です。
キャスター調整カムの向きがボルト側とナット側で逆になっています。これでは調整できませんね。
直しておかないと調整ができませんので直しました。
車高調自体が中古で仕様も全くわからないのでまずはこの手の基本の取り付けでおこないます。
街乗りなのでマイルド感が出るようにセッティングです。
リアはこの車高調は車高の調整が結構面倒なタイプです。
締め直しをする前であれば容易に調整ができますが1G後は少し難しいかもしれません。
まずは車高の高さを決めます。
車高はさほど下げたくないそうで打ち合わせでおおよそフェンダーとタイヤの隙間が指1本半ほどにセッティングしました。ダウン量で15mmほどです。
エアロ装着車はゆとりが必要ですね。
1G締め
車高がきまれば1G締めです。
ネジの腐食が少しあり緩めるのに苦労した部分もあります。
それでも全箇所しっかり緩めて締め直しをおこなうことはできましたのでブッシュはしっかり1G状態で保てました。
サスペンション交換作業完了です。
続いてフェンダーツメ折り作業です。
フェンダーツメ折り
リアフェンダーの2枚の作業です。
インナーライナーがありますが巻き込んで曲げることによりめくりあがりは防げますので巻き込めるように曲げていきます。
完成です。
RX-8はツメが大きいのでフェンダーにはゆとりができました。
今後ワイトレを装着するそうです。
四輪アライメント調整
さて最後に四輪アライメント調整です。
仕様用途は街乗りなので数値も街乗りでのセッティングなんですがタイヤがスポーツタイヤではなくコンフォートラジアルのタイヤです。グリップと言うよりスポーツカーの性能を活かすタイヤではないので車高調仕様になりますと少しタイヤの内べりには影響がでそうです。
この車両も全箇所の調整が可能なのでできる限りの調整はおこないました。
しかし以前の数値はどんな数値で走行していたのか気になります。
車高調取り付けと四輪アライメント調整後のインプレッション
やはりリアの摩耗度合いが運転に影響を出している感じがありますね。
タイヤも少し走行すると落ち着きが出てくると思います。
車高調は街乗りではなかなかマイルドな感じの乗り心地で街乗りでの直巻き仕様であれば走りやすいです。
固さも全く目立ちませんね。
中古はこの先がわかりませんのでこの先少し様子見が必要ですね。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
参考取り付け工賃
車高調取り付け18000円(税別)四輪アライメント調整10000円(税別) フェンダーツメ折り10000円(税別)
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。