86にブリッツのZZRダンパー車高調の取付です。

86用ブリッツZZRダンパー

車両は後期車両で高さは最低地上高95mm付近で調整をおこないます。減衰力最弱です。

車高調取付作業

86ブリッツフロント車高調

ブリッツ車高調はフロント取付けブラケット長穴とピロアッパーマウント調整式装着となります。
ブリッツの車高調はもともとキャンバーが多めにつく仕様に86の場合はなっていますので街乗り仕様ですと少しキャンバー量がブラケット部分だけでは足りない場合があります。
とりあえず全開でおこして取付をします。

86ブリッツリア車高調

リアの車高調です。
マルチリンクのアームのブッシュ部分をすべて緩めるとアームを外さなくともショック交換可能です。
足回り交換では1G締めが基本になりますのでアームブッシュを緩めるのは大前提になりますので一番効率はいいです。

ブッシュが緩んだ状態で高さの調整をおこない高さが決まれば1G締め直し作業です。

1G締め作業

1G締め作業
1G締め

86はフロントもこの状態の方が1G締めがやりやすいです。
ターンテーブルと言う特種SSTが無いと1G状態が作れませんのでDIYではこの方法はできませんのでご注意ください。

1G締め直しが完了したら試乗後に四輪アライメント調整です。

車高の高さ

 

ZN6

86にブリッツ車高調取付

最低地上高での調整になりますので推奨より低めのセッティングです。

四輪アライメント調整

 

86四輪アライメント

車高調取付作業が完了し四輪アライメント調整です。

86の調整箇所は前後のトーとフロントのキャンバーの調整です。
車高を結構下げていますのでその分はリアキャンバーも多めになっております。

街乗りのセッティングでの調整です。

リアトーは少し多い数値がでておりますのでトーの数値を変化させて調整をおこないました。
フロントのキャンバーは現在取付時にブラケット部分を全開に起こしていますが街乗りでは内減りがでてしまうレベルです。
まずがブラケット部分で左右差をなくしてピロアッパー側で調整をおこないます。
そうすることでピロアッパー側は左右均等になります。均等にする狙いはキャンバーの動きを均等化するためです。
街乗りでも左右の動き違いがでると気になりますからね。
あまりピロアッパー側を戻しすぎると純正よりキャンバーの動きが悪くなりますので車高調装着したのにってならない位置ぐらいまでの調整です。
トーを修正して四輪アライメント調整の完了です。

車高調取付と四輪アライメント調整後のインプレッション

乗り心地は減衰力を下げていますので動きは大きめですが街乗りなら問題も無い感じですが収まりは弱いので段差では気になります。
こういった感じだともう少し車高調の直巻スプリング次第では乗り心地もよくなりそうな気もします。
これから徐々に減衰調整をされていくと思いますのでご自身の好みが見つかるといいですね。

参考取付工賃

車高調取付18000円(税別)四輪アライメント調整10000円(税別)

ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。