レクサス LC500のサスペンション交換です。
国産車の中では最強に手間がかかる車両の1台です。
RS-R Ti2000取り付け
さて交換をしていきます。
電子式のサスペンションのお車になります。
このショックの場合通常のショックより太いのでいつもの交換方法では抜けなかったです。
フロントはダブルウイッシュボーンなのでそこまで大変ではありません。
まずはスプリング交換をしていきます。
リアがかなり大変なんです。
コンバーチブルはアッパー部分はそれでもまだ大変ではないので時短にはなります。
さてサスペンションを外しますがよく色々なお店様から取り外し方を教えてほしいって言われます。
基本説明はしませんが今回は書いておきます。
事前にABSの配線や自動ブレーキの配線はコネクターより外しておきます。
基本的にはずすところはまずは
1・スタビリンクは外してしまいます。
2・ロアアームは外側は緩めるだけで内側を外します。
3・テンションロッド(一番うしろのアーム)はボールジョイントを切り離します。
4・アッパーアーム後ろ側は内側のボルト・ナットを外します。(LCの中でもボルト・ナットの向きが違う車両があります。その場合はトラクションロッドを外す)
あとは後ろ側よりロータを外に引っ張ればショックは外せます。
これで交換できます。
あとは交換後は1Gで締め付けをしないとブッシュが大型になりますので車高や乗り心地に影響がでますのでしっかり最後までおこなってください。
当店でもここまでの作業でおおよそ2.5時間はかかりますので結構大変だと思ってください。
四輪アライメント
この車両の調整箇所は前後のトーとなります。
フロントはダブルウイッシュボーンになりますのでやはり結構キャンバーがつきますね。
内減りは避けられないでしょうね。
前後のトーを修正していきます。
数値も良い感じになりました。
ダウンサス取り付けと四輪アライメント調整後のインプレッション
乗り心地はそこまでのスピードでは走っていないのでわかりませんが段差に対する揺れはそこまでは感じません。
直進性は21インチのタイヤホイールでもかなり良い感じですね。
高級車って感じがしますね。
それではこの度はありがとうございます。
また機会がございましたらご利用お待ち致しております。
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。