セリカの四輪アライメント調整です。
ノーマルストラットモデルのセリカです。
ご来店時のお話で車の左流れが結構ひどいそうです。
スタッドレスより交換したら左流れがでるようになったそうです。
四輪アライメント調整
さて測定してみます。
数値は左流れがひどくなる数値ではないですが左右差などもある状態です。
まずは数値をキレイにしていきます。
現状の仕様がエナペタルさんのサスペンションにフロントLSD装着車です。
街乗り数値にセッティングをおこないます。
今回はピロアッパーの位置も確認いたしましたが現在中立に取り付けがされています。
今回もキングピンに変更は行わずキャンバーのみで調整をおこなっていきます。
調整箇所は前後のキャンバーとトーの調整が可能です
フロントキャンバーもキャンバーボルトが装着されていますので数値も幅広く調整可能です。
さて調整可能箇所全箇所の調整が終わり試乗です。
結果左流れは改善されません。数値を見ても改善されないであろう数値だったので・・・・。
当店ではご来店時に真っ先に気になったことがありました。スタッドレスはまっすぐ走ったという言葉です。
ご来店時ノーマルは外したところに取り付けをしましたか?と言うご質問でその位置につけたと思うとのご回答でした。ですが気になりフロントタイヤを左右入れ替えてみると流れは右流れになりました。
原因がわかりました。タイヤはブリジストンのスポーツタイヤ2015年モデルで3年以上経過です。しかも車両がLSD入りでのFF車です。一番タイヤの摩耗を受けやすい車両です。
原因がわかれば安心ですね。数値は現在キレイになっていますのでタイヤがまっすぐ走る箇所を見つけるか、もしくはタイヤ交換に踏み切るのが年式的にも良いかもしれませんね。
しかし結構な流れでした。
それではこの度はありがとうございました。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
参考取り付け金額 四輪アライメント調整10000円(税別)
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。