アッパーアームとリアのキャンバーとトーロッドの交換
純正加工のアッパーアームとリアはアーム3点(アッパーアーム2本とトーコントロールロッド)の交換
スプリングはMAQSのフロント30キロとリア20Kのスプリングでともに自由長が200から180に変更です。
ショックはブリッツのショックです。
まずフロントのスプリングの交換とアッパーアームを同時に交換します。
スプリングはショックを外して入れ替えで今回はバネレートが高くショックがブリッツで抑えが足りないのでプリロードはかけずにセッティングです。
純正のアッパーマウントの加工品です。
この商品はねかすか戻すかの商品なので調整式というよりは固定でキャンバーをつけるといううものです。
車高が結構低いのでアッパーの天井にあたってしまうことがでそうですがスプリングがハイレートなので大丈夫かな。
リアのアームも交換です。
商品が中古のためまずはターンバックルの動きをしっかり確認し重たい部分は無いので装着です。
交換はボールジョイントプーラーでボールジョイントを外して交換がクラウンは必要です。
トーロッドも交換をおこないます。
こちらも片側はボールジョイントになります。
内側は調整のカムになっていますので交換後はかならず四輪アライメントが必要ですね。
リアスプリングも交換ですがハイトが少したりません。スプリングが5mmほど遊びます。乗り心地を考えるのならリアは伸び側のストロークに余裕を出すようヘルパースプリングがあると良いですね。遊びも解消できます。
交換後は締め直しは1Gでしっかりおこないます。
この作業で乗り心地の変化はかなりあります。
今回ホイールを20インチより18インチにインチダウンでリム深のホイールをチョイスされています。
フロントはキャンバーで収まりましたのでリアはそれに合わせてのキャンバーの調整になります。
四輪アライメントです。
トーの角度はタイヤの減りを少しでも少なくスル数値で調整をおこないます。
キャンバー角もかなりありますのでトーの数値もシビアになってきます。
フロントのキャンバーも加工アームで左右差もほぼありません。車両もアームも制度がいいですね。
リアはそれに合わせての調整になります。
できるだけ均等に片側2本のアームで調整をしていきます。
調整完了後の試乗ですが30キロあるスプリングですがMAQSのスプリングはいいですね。微振動は極端に少ないです。18インチっていうのもあるでしょうね。
減衰MAXでしたらなんとかショックも低速ならついていけます。車高がかなり低いので試乗も低速でしか走っていませんのでご本人さんの走りで速度感が違うとどこか当たる部分もでてくるかもしれませんので確認しながらの走行が必要になりますね。
この車高なのでこれから先の車高は加工が伴って来ると思います。
この方のクラウンはリアフェンダーの角度がホイールに対し内側に折れてきていますのであまりツラを求めるとボディにあたってしまいそうですね。
車高の硬さもかなり低いです。
現在はターンテーブルの上にありますので高く見えますが実際は相当低いです。
まずは様子を見て走行してくださいね。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
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※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
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