お車は前期の車両ですが中期型のサスペンションに交換のご依頼をいただきました。
乗り心地が結構違うそうです。
さて取り付け可能かは確認がとれていないそうでショックのコネクターなどの形状などをまずは確認してから行っていきます。
形状などは同じ感じですね。
今回は同時にRS-Rのダウンサスの取り付けも検討されていましたがウインカーの高さが現状360mmなので後1cmしかありません下がらない方でも15mmほどダウンしますので車検NGになる可能性が高いことから今回は見送りになりました。
さて取り付け作業です。
サスペンション交換作業
LCは結構手間のかかる車両なんです。
以前のブログには取り付け方を書きましたので今回はそこらへんは書かずにおきます。
ショックの品番が前期と中期では違いますね。何等かの違いがありそうですね。
お客様いわく今回取り付けの方が柔らかい感じだそうです。
フロントはリンクを1本外してアンダーカバーを外して取り付けをして1G締めをします。
フロントはこの方法で確立できました。
車両が重たいので今回は前後別々で1G締めをしていきます。
ノーマルからノーマルですが締め直しはおこないます。
と言うより緩めて外しますので締め付けは1Gでですね。
締め直し作業を完了させてリアです。
リアはまだ作業方法を確立させていません。
今回は少しお時間に余裕がありましたので少し動きを見ながら行っていきます
抜きやすい位置がありそうですがショックの取り付け部のロッドの1Gあたりで平行になるくらいになっています。
と言うことがマルチリンクの場合はリフトアップ時に弧を描くように下がりますので先端が斜め上くらいになります。
この角度を考えるとアッパーアームを外したいところですがこの部分の取り外しは結構手間があり時間がかかります。
となると他のアームを外してになります。
アーム外側は基本的にピロ形状になっていますのでその部分の可動域を利用しておこなうにはやはり以前の方法が一番早い感じです。
トートッドとスタビリンクを外してしまってブッシュをすべて緩めれば抜けます。
これが一番早そうです。
さてリアも交換が完了して1G締めです。
1か所だけやりにくいですが問題なくできます。
車高は5mm上がりました。
それでもフォグランプまで365mmなのでダウンサスは少し厳しいですね。
四輪アライメント調整
トーロッドを外していますので当然数値はかなりひどいです。
前後のトーのみ調整が可能なので調整をしていきます。
数値は基準値範囲内に収まりきれいな状態になりました。
サスペンション交換作業と四輪アライメント調整後のインプレッション
前期から後期の違いですがマイルドな感じになるということです。
車両の重さが感じないお車ですね。
直進性もよい感じです。クイック感は結構この車両は四輪アライメント数値通りにありますね。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。