レクサスLC500にRS-Rのダウンサスの取り付けです。

LCのサスペンションは結構大変なんです。

サスペンション交換

LC500h

フロントはダブルウイッシュボーンですがBMWとアウディを足した感じのサスペンションでアッパーはダブルジョイントです。このタイプは片側を外せばショックは外せますのでぶらーんってならないので良いですね。
その場合はブッシュ部分をすべて緩めておく必要はあります。

交換手順がわかっていても時間がかかる車両ってあるんです。
配線を外してよけたり色々と時間がかかります。

フロントのショックは縮んでしまうタイプなので結構バネは縮めなければいけません。
ノーマル戻しは大変かもしれません。

 

今回は前後別々での作業をおこないますのでまずはフロントから1G締めをして完了させます。
ブッシュの位置はBMWと似ていて工具も国産なのでやりやすいです。
アンダーカバーなどの脱着は必要です。
ブッシュはかなりの大型ブッシュです。

 

リアです。

リアはもっと大変でまずは室内のリアシートを外してアッパーマウントはアクセスできます。
さてショック部分ですがこちらはそのままでは抜けません。
トーコンロッドとスタビリンクを外せば抜けますがそれまでにブッシュ部分を緩めたりスタビリンクを外したり配線を外したり大変です。
アームの向きを理解したかったのですが中々の感じなので時間がないのでまた今度です。
リアの方が大変ですね。

交換完了で1G締めです。
リアはアッパーが1か所やりにくいですがそのほかはやりやすいです。

車高の高さ

ノーマル車高
ローダウン車高 RS-R

3cm近くはダウンしていると思います。
ワイトレのご用意もありましたがホイールに逃げがないので取り付けが不可でした。

 

試乗後四輪アライメント調整です。

 

四輪アライメント調整

四輪アライメント

この車両の調整箇所は前後のトーの修正が可能です。

キャンバーはローダウン分はつきますね。
アッパーがダブルジョイントなのでハンドルを切ったときのキングピンの角度に変化がでます。
この変化がどう作用するのかがわからないのでトーの数値はとりあえず基本数値です。

リアも同じく基本数値に調整をおこないました。

だんだん難しい車両が増えてきますね。

サスペンション交換と四輪アライメント調整後のインプレッション

 

新プラットホームで合成はどうでしょうか。
アッパーマウント取り付け部分なんてBMWそのもの見たいな感じになっていますので合成感と言うより乗り味がヨーロッパ車っぽい感じがしますね。
しっかり感がある感じです。
スプリングの良さは少しわかりませんでしたが高級車ですね。

 

それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。

 

 

 

ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。