アウディ A4 Sライン 2011年式の車両にRS-RのダウンサスTi2000の取り付けです。

Sラインは元々車高が2cm純正でも低いそうで今回のスプリングがSライン専用のスプリングだそうです。

RS-R

RS-Rのスプリングを外車に取り付けすることがなかったのでどのような仕上がりなんでしょう。
ダウン量はホームページに2cmほどとなっておりました。

 

ダウンサス取り付け作業

アウディサス

アウディのこの型はアッパーアームごと外していきます。
ロアアームブッシュを緩めてアッパーアームの台座事外せが車両からは外せますがアンダーカバーを外すと小石や砂がかなりでてきました。
アッパー部分の台座の上にもかなりの砂です。
まずはその除去からスタートだったので少し時間がかかりました。
スプリング自体の長さはギリギリ遊ばないくらいの長さでした。ストロークが少なくなる分はバンプカットをしました。

アウディリアサス

リアの取り付けです。
リアもアームブッシュを緩めればスプリング交換できます。
ショックは切らなくともブッシュを緩めるだけで抜けますね。
ですがRS-Rのスプリングはかなり短くその状態ですと純正は外れない程度に対してRS-Rはバネが外れるほど遊んでいます。
1G締めをすればブッシュが大型でしっかり効きますので遊びはなくなります。

1G締め作業

1G締め作業です。

アウディはダブルウイッシュボーンにマルチリンクの仕様です。
ブッシュ部分もかなり多くやりにくい箇所もかなりあります。
外車用の工具は少なめなのであるものを駆使して締め直しをおこないます。
締め直し後リアのスプリングを見てみると遊んでいません。
ローターを下に押し下げてみてもブッシュが効いていますのでそこまで下がりません。
この力が加わるわけですから車高の変化では乗り心地の変化が大きいですね。
外車はある程度どこのスプリングをいれてもさほど乗り心地に左右されないっていうのは車両事態の作りがブッシュよりになっているからともいえますね。

車高の変化

アウディローダウン

車高は2cmダウンぐらいですね。
よく取り付けしてから車高の変化が外車は大きいからと言うかたが多いですがブッシュをしっかり締め直しすればそのようなことはあまりないです。

四輪アライメント調整

結構くるっています。

アウディのローダウンはフロントのキャンバーがかなりつきます。
調整箇所がないのでフロントはナチュラルキャンバーのままになります。
トーの数値である程度は補いますがキャンバーに対する内べりはでてきそうですね。
リアはキャンバーとトーの調整が可能です。前後のバランスも考えて数値を基準値より変更して調整しました。

数値もキレイになりました。

ダウンサス取り付けと四輪アライメント調整後のインプレッション

試乗です。
ストロークも前後バンプカットで純正並みにありますので段差でも不快感はないです。
RS-Rのスプリングは初期タッチの固さが国産車につけるとありますがアウディの場合はそこまで強さも感じませんので違和感なく走行できます。

欧州車に国産のスプリングのマッチングが気になっていましたが中々良いです。ですがストロークがなければどれも同じです。しっかりした取り付けがないとダウンサスってこんなもんかになってしまいますので取り付けはしっかりストロークも考えてですね。

四輪アライメント調整で直進性なども向上して乗りやすいお車の仕上がりでした。

それではこの度はありがとうございました。

また何かございましたらよろしくお願いいたします。

参考取り付け金額

アウディA4ダウンサス取り付け工賃25000円(税別)四輪アライメント調整15000円(税別)

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