V37スカイラインのサスペンションノーマル戻しとマフラーノーマル戻しのご依頼をいただきました。
現在はブリッツの車高調と柿本さんのマフラーが装着されています。
車両売却のために戻します。
まずは足回りの交換です。
サスペンション交換作業
ブリッツさんの車高調はリアのアッパーマウントは純正を使用するモデルです。
リアは組み換えが必要です。
現在ブリッツさんのDSC(減衰力電子制御システム)がついています。
これも同時に取り外しになります。何より足回りの交換よりDSC取り外しの方が時間がかかります。
まずはフロントです。
サスペンション交換はV36等とフロントは同じ足回りです。
アームは外さなくても上手な角度にすれば抜けます。ブッシュはすべて緩めておかないとノーマルは通常入りませんがもともと1Gで締め直しをおこなっていない車両は押し下げればブッシュのねじれが戻ります。この感じを見ると1G締めはやっていないですね。ブッシュもよく見てみるとねじれています。ディーラーさんの取付ですが残念な取付ですね。
ブッシュを緩めてノーマルに交換完了です。
DSCの配線はボンネットワイヤーの所から室内に配線がしてありましたのでライナーを外して配線も取り外します。
配線はキレイに取付がされていましたので外す時もそれなりに大変です。
気になるのは室内のエレクトロタップでした。キックパネル内の配線から電源がとってありましたが白色の配線が切れていました。
DSCの配線を外してついでにエレクトロタップも外し切れた配線もハンダ止しておきました。
配線はハンダでしっかり止めるべきですね。エレクトロタップは簡単ですが問題も結構あります。大抵の接触不良はエレクトロタップの問題が多いです。
リアはアッパーマウント組み換えで取付です。
モーターをつける際にロックタイトを使用してモーターをつける指示がありますんのでこの足回りにもロックタイトが使われていました。
当然ですが緩みません。
しかもトップナットはアッパーマウントの中なのでナット側を抑えることもできません。
それでも超薄いスパナでなんとか抑えモーターを回してなんとか外せました。
これは実際はノーマルアッパーをご用意いただかないとダメなケースもでてきそうです。
最後は1Gの締め直しをしっかりおこないます。
結構時間がかかりました。
室内の配線もすべて外して、マフラーもノーマルに戻してノーマル復帰完了です。
まだ新しい車両です。
次回の車両の足回りの交換のご依頼もいただきありがとうございます。
それではこの度はありがとうございます。
参考取付工賃 サスペンション交換工賃16000円(税別) DSC脱着10000円(税別) マフラー交換3000円(税別)
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。