NOAHのロアアーム交換とサスペンション交換です。

走行距離14万キロの車両です。

ショックとスプリングなどは80系のものをフロントはご用意でリアはKYBの補修ショックです。

その他順部品多数の交換です。

 

サスペンション交換作業

 

いつも通りの交換でサスペンション交換自体は問題はありません。
80系のものもポン付けなので苦労もありませんが・・・

錆がかなり下回りはあります。

 

リアはとりあえずABSの配線を止めているブラケットの錆がありましたが10mmボルトも折れずになんとか交換はできました。

 

さてフロントです。

フロントはロアアーム交換があるのでメンバーダウンが必要となってきます。
なれていますのでメンバーダウンなどもそんなに苦労はないはずなのですが・・・
メンバーボルト前側が1本はやばい錆でスタッドボルトごと抜けてしまいました。


それでも外すのにかなり時間をかけてゆっくり外してなんとか外れました。
運転席はナットは問題無く外れたのですがメンバーが全く下がりません。
ネジのハズし忘れがあるのかと思い見直しをして見ましたがやはり外れている・・・


メンバーの隙間にバールを入れてこじって見ても1箇所だけが聞いている感じです。
ナットだけ外れてきたところは錆が膨張していてボルトとメンバーがひっついているんです。
炙リながらバールでこじっていると外れました。
やはりボルトが膨張しています。
戻せるのかは後回しでとりあえずロアアームを変えます。

ドライブシャフトなどは外れましたので問題無く交換はできます。
さてメンバーを戻していきます。スタッドボルトが無いところはボルトに変えて対応をしていきます。
1箇所にゆとりが無いのでかなり取り付けには苦労しましたがなんとか無事付きましたがこれだけネジ穴の合いにくいのはこの車両事故をおこしているそうです。
そのせいもありますね。付いてよかったとしか言えません。

さて交換してメンバーもすべて1Gで締めて四輪アライメントです。

 

四輪アライメント

キャンバーはフロントは左右差はありませんが-1度ほどついています。
リアに限っては-2度になっています。
リアのキャンバーとトーの数値は車高の変化でこの数値もトーとキャンバーの数値のバランスの違いがありなぜこの数値がでているのかわかりませんでした。
調整も無くトーションビーム自体に問題が出ている可能性もありますね。
まずはフロントはキャンバーの左右差とトーの数値をセッティングしてきれいな数値になりました。

 

試乗です。

乗り心地は80系の70よりマイルドな感じがでていますがロアアーム交換によりかなり走りがしゃっきりとしました。
安定感も良い感じです。
ほとんどのボルトナットはカッパーグリスでグリスアップ後に取り付けをしています。
必要なところはねじ切りもしていますので今回は特にボルトナットが心配です。

毎日1台なんだか最近苦労する車両にあたっている気がします。
無事終われてよかったです。

 

それではこの度はありがとうございます。
また機会かございましたらご利用お待ちしております。

 

 

ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。