さて86の1G締めと四輪アライメント調整です。

いつもの作業のつもりでリフトアップするとリアにTRDのデュフューザーがついています。
これがついているとかなりやりにくいです。
場合によっては脱着しないとできないので別途工賃が発生してしまいます。
今回はこのまま行ったのですが運転席側リアのロアアームにつくすべてのボルトが逆から入っています。
しかもロアアーム内側は長さすらちがいますのでどこか違うところのボルトですね。
取り外して直すにもデュフューザーまですべてバラバラにしないと確認すらできません。
お客様に確認すると事故でこちら側は修復しているそうです。
と言うことはこのボルト自体86のものかも怪しくなってきます。

今回はこの状態でとりあえず締め直しますがブッシュを緩めたときの稼働量がかなり多いです。
完全に伸びきった状態でしめつけしていますね。しかもアームそのほかのアームも外した形跡ありなのですべての状態ですね。

取り合えず締め付けして四輪アライメント調整をします。

 

四輪アライメント調整

四輪アライメント

さて測定してみると数値はあまりよい数値は出ていませんね。
メンバーの調整ボルト部分を見ると少しカムの抑えが浮いている感じがあります。
ここにも影響があるということは結構な感じだったかもしれません。

中古でご購入とのことで細かいことまではわからないそうです。
まずはできる限りの調整をおこないます。
リアのキャンバーに若干の左右差はありますが数値もある程度きれいになりました。

 

試乗です。
事故の違和感はさほど感じませんね。変な流れ等もなくまっすぐ走ます。
あとはボルトをきれいにしたいところですね。

 

それではこの度は岐阜県よりご来店ありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。

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※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
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