カムリの車高調取り付けです。
取り付けする車高調はTEINさんのFLEX Zになります。
車高ダウン量はメーカー推奨の40mmでのセッティングで減衰力はフロント7戻しリアは8戻しです。
当店のブログを見て数値を決めたそうです。
車高調取り付け作業
カムリのサスペンションは50系プリウスと同じタイプのサスペンションになりました。
フロントのロアアームは少し違いますね。
ストラットタイプのサスペンションでアッパーマウントがかなりオフセットしているアッパーマウントが装着されています。今後アッパーベアリングへの負担等がどうなってくるか気になるところですが考えられているんでしょうね。
リアはほぼプリウスです。
交換の仕方は全く同じです。
マルチリンクですべてブッシュのタイプです。
すべてのブッシュを緩めてから作業開始です。
高さは1G締めのことを考えてアジャスターの数値を少し変更していつも取り付けをおこないます。
TEINさんはおおよそ推奨の数値がしっかりしていますので取り付け時も助かります。
ブッシュを緩めた状態で高さを図りますがフロントは5mm高めです。修正して1G締めをおこないます。
1G締め作業
プリウスやカムリ、CH-Rはこの作業でサスペンション交換時はかなりの乗り心地に変化がでます。
TEINさんの車高調のリアショックは非調整タイプになりましたので隙間を確認しますが推奨でおおよそロッドの見える範囲が指2本ほどでバンプタッチです。
フル乗車ですとストロークは少し不足しますね。2名までの乗車なら問題なさそうです。
試乗後四輪アライメント調整です。
四輪アライメント調整
さて四輪アライメント調整です。
調整箇所は前後のトーとフロントのキャンバーの調整ができます。
フロントのキャンバーは少し起きる感じのセッティングですね。
取り付け時は少しポジになっていました。
調整で基準値ピッタリになりました。
動きもしっかりありますのでノーマルキャンバー数値でも問題ないということなんでしょね
トーの数値はもともと純正のフロントは結構きつめのトーインです。
今回はとりあえず車高は下がっていますが基準値中央に揃えました。
リアのキャンバーは多めなので少しトーの数値を変更してタイヤの摩耗を防ぎます。
調整完了です。
車高調取り付けと四輪アライメント調整後のインプレッション
さて車高調の動きはしっかりあり少しだけ固さもありますがさほど気になりません。
大きい段差では前後とも同じくらいの動きなので違和感なく走行可能ですね。
リアの数値の変化での直進性も気になりましたがさほど影響もない感じの仕上がりでOKです。
モデリスタのエアロが大きいのでコンビニ等は注意が必要ですね。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
参考取り付け工賃
車高調取り付け工賃18000円(税別)四輪アライメント調整10000円(税別)
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。