車高調はラルグスです。
高さのセッティングなどはメーカーセッティングが無いので必要です。
その他NCEC取付で純正のタワーバーの穴あけも同時にご依頼をいただいておりますので加工します。

車高の高さはご希望に合わせ調整です。ラルグスはもともと基準値も説明書に無いのでご希望になりますね。

車高調取付作業

NCECはアッパーアームはND系のロードスターでロアアームはRX-8な感じの足回りです。
現状は純正ビルシュタインでしたがサーキットを走行したらバンプラバーが砕けてしまったそうです。
ウレタンパーツも年式とともに劣化していきますので使用用途が変わってくると色々と問題はつきものですね。
今回はラスグスの車高調です。サーキットスペックでは無いですがサスペンションの変更は良くも悪くも楽しめます。

リアの交換です。
リアはRX-8に近い感じですが違います。リアストロークが少ない車両ですが最近の車高調は優れていますので街乗りでしたら十分なストロークです。
交換後の車高調整はなかなか工具が入りませんのでリアは少し苦労しますが1G前なのでショックの下側を外してカップをくるくる回しますので今は楽に調整ができます。
1G締めをおこなった後は通常の車高調整になりますので見えていても車高調レンチをかけやすい場所が無いので苦労します。

車高が決まりましたので1G締めをおこないます。

1G締め作業

軽い車両でブッシュの多い車は変化が大きい車両です。
NCECはリアはボールジョイントが使われている部分がNA/NBに比べると増えていますね。
しっかり行い車高調の性能を引く出せる用にします。

タワーバーの穴あけ加工をおこない取付作業完了です。

車高の高さ

基準値より前後ともに変更して前後ボランスを合わせて最低地上高確保で調整しています。
試乗後四輪アライメント調整です。

四輪アライメント調整

四輪アライメント調整は今回は街乗りも走るそうなのでタイヤ事も少し考えながらの数値で調整します。
数値的にはジムカーナも行われるそうですがサーキットの方がおおいそうなのでサーキットよりでもワインディングまでの数値でのセッティングです。
あまり過激な数値で調整をおこなうと街乗りでタイヤの寿命があまりにも早くなってしまうのでほどほどです。
ロードスターは車両の修正カムに調整幅がありますので仕様の数値で走りも変わってきます。
調整も完了して試乗です。

車高調取付と四輪アライメント調整後のインプレッション

車高調は少し揺れの大きい感じがします。バネレート的にはそんなに高く無いので現状の減衰力調整で街乗りは対応可能な感じがしました。
サーキットでは少しスプリングが今度は物足りない感じがありそうな気がしますので現状で満足が行かない場合はスプリング変更なんて面白いと思います。
サスペンションが変わるとお車の動きも変わりますので楽しいですね。

それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。

参考取付金額

車高調取付18000円(税別)タワーバー加工2000円(税別)四輪アライメント調整10000円(税別)

ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。