スカイライン ECR33にリアのキャンバーアームとドラックロッドの取り付け、四輪アライメントだったのですが追加でフロントもキャンバーがつくよう現状の調整アームの加工なども行いました。

まずはアーム交換です。

リアキャンバーアームとドラックロッドの交換

アーム交換

まずはアームの交換です。

Z.S.S Dg-Stormと言うメーカーのアームです。

アーム取り付け作業

キャンバーアーム

アッパーアームの2本の交換になります。

前回も当店で四輪アライメントを行っていますがもっとキャンバーがほしいとのことで今回アーム交換のご依頼を頂いておりました。

このメーカーのキャンバーアームは下側にオフセットしていませんので極端に車高が低い車はボディに干渉してしまいますのでご注意が必要ですね。

 

1G締め

取り付けしたら1Gで締め取り付け完了です。このアームは8度くらいまで調整ができるそうですよ。

部品の取り付け完了で四輪アライメントです。

キャンバーはどこまでつくかですね。

四輪アライメントの測定と調整

四輪アライメント

リアのキャンバーは8度までは行かず7度半でした。今回13Jのホイールをつけたいそうでこのキャンバーになりました。

ですがフロントのキャンバーは前回で現状めいいっぱいでした。

そこで前回この商品でキャンバーをつけるにはボルトカットをして調整幅の変更をすればできそうだったので今回はその加工をおこないます。

アームはイケヤフォーミュラさんのアームです。

ここのアームは精度がいいですよ。

フロントキャンバーアーム

スカイラインのアームは左右2本別れています。

片側は後ろ側が貫通していますがもう片側は途中で止まってしまいます。

ボルトが1cmほど入り切りません。なのでその部分をカットします。上記の写真はカット後なのでネジ山が見えないところまで入りきりました。

 

ボルトカット

カットして少しでもキャンバーがつけれる方向に調整します。

今回はターンバックル式のアッパーアームでは無いので毎回外しての調整と外しての加工が必要になります。

これで5度半ほどのキャンバーになりました。

トーはこのキャンバーですとショルダーしかタイヤを使っていませんので今回はトーの数値をタイヤが減りにくいように変更をおこないキャスターを調整し作業完了です。

グリップ力は極端に以前の仕様と比べるとキャンバーの量が違いますので低下してしまっていると思います。気おつけて走行してくださいね。

 

キャンバー

 

どんどん進化していきますね。以前は痛車の仕様でなかったですね。

 

それではこの度はありがとうございます。

また何かございましたらよろしくお願いいたします。

参考取付工賃 アーム交換5000円(税別) フロントアーム加工と調整10000円(税別) 四輪アライメント10000円(税別)

 

ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。