アウディA6にラルグスの車高調と四輪アライメント調整です。
外車もラルグス色々な車種が出ているんですねぇ。
アッパーマウント形状が特殊です。
減衰力の調整が横からできるようになっています。
今回の車高の高さはフェンダーとタイヤのクリアランスが指1本半ほどです。
車高調取り付け作業
まずはフロントからの交換です。
アウディA6はダブルウイッシュボーン形状です。
アーム類はブッシュ構成なので1G締めで乗り心地の変化は多きそうです。
交換は慣れればさほど大変では無いです。
リアはA6がアウディの中ではやりづらいですね。スプリングが結構長いです。
さて交換が終わり車高を決めるのですがもともとのセッティングでも結構いい線で車高があっていました。
ご希望にほぼ近い感じです。ショックのストローク量やプリロードは説明書は無いので初期セッティングなのかはわかりませんが車高の高さは問題微調整で済みました。
さてリアストロークとプリロードですがリアのストロークはかなりのストローク長さがあります。
これではタイヤが車体に乗っかってもストロークがある感じです。もともと純正のショックはかなり長いバンプラバーがついていますがラルグスのものはかなりのショートです。
ストロークが似たショックなので多すぎますね。あまり伸ばすとショックが遊んでしまいますがアウディのアームブッシュは大型のブッシュで1Gで締め直しをすればブッシュが効いて遊びがでません。引っ張っても問題無いレベルまで調整します。
フロントは少しプリロードをかけてあげないとストローク量に問題があります。
なんとも前後のバランスが取りにくい感じです。一番無難な所でセッティング完了です。
1G締め作業
1G締めの作業です。
前後数が結構多いですよ。ブッシュのみの構成に近いので乗り心地は結構変わってきますよ。
試乗後四輪アライメントです。
車高の高さ
車高はそこまで低くなく大人な感じの仕上げでおこないました。
四輪アライメント調整
四輪アライメントの調整はリアのキャンバーと前後のトーの調整が可能です。
フロントのキャンバーは若干多めですがそこまでひどい感じの内減りが出ない程度のキャンバーに収まりました。
リアのキャンバーはアッパーアームで調整が可能なのでしっかり調整をおこないます。
数値も現状にあった数値に調整できていると思います。
車高調取り付けと四輪アライメント調整後のインプレッション
ラルグスの車高調は国産車にはよく付けますが大体似た感じの仕様が多いです。
ヨーロッパ車のようなボディ剛性の高い車につけるとどうなるのかって思っていましたが思っていた以上にしっかりしています。
車体が良いのもありますが足回りの動きもあります。ダウンサスのような感じでは無いのでふわふわ感も無い感じです。
現状は減衰力中間ですが街乗りなら良い感じだと思います。
あとは耐久性ですね。
今後、硬さの変化や乗り心地の変化を求めて行くのであればスプリング交換も1つの手になりますね。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
参考取付工賃
車高調取り付け工賃27000円(税別)四輪アライメント調整10000円(税別)
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。