プラドにフロントのアップスペーサー（9mm）の取り付けです。
アッパーマウントの間に挟み込みをするタイプです。
同時にワイドトレッドスペーサーの取り付けとリアのスタビリンクの取り付けもご依頼をいただいております。
さてまずはリフトに入れて作業ですが車を動かすとかなりフロントは走りに違和感があります。
現在JAOSの車高調でリフトアップされていますが四輪アライメントは行っていないのでは無いかと思い作業開始です。
スペーサーを取り付けするにはサスペンションの脱着が必要になります。
まずは必要箇所を緩めますがロアアームのトーとキャンバーを調整するボルトが締まっていません。
お客様に確認をすると四輪アライメントはサスペンション交換時に実施しているそうですがカムの位置もおおよそ純正ノーマル位置ほどにあります。
リフトアップ量を考えればこの位置って言うのはおかしいと思うのですが・・・
まずはリアのスタビとワイトレをつけていきます。
フロントはサスペンション脱着をしていますので1G締めも行っていきます。
リフトアップ時はスプリングとアッパーアームに干渉がありますが走行時は現状ではそこまで影響は無いと思います。
作業完了して四輪アライメントです。
四輪アライメント
カムの位置はほとんど動かさずに作業をおこなっていますので数値の変化はリフトアップ（スペーサー分）程度だと思っていましたがかなりひどい数値です。
フロントタイヤも段べりをしていて外側はすでに3mmくらいはリアタイヤと違います。
5000キロも乗っていないそうですが・・・悲惨なことに
さてまずはしっかり調整をします。
やはりリフトアップはいつもこうなるっていうカムの位置になりますね。
さて試乗です。
リフトにいれる違和感もなくなりました。
燃費も改善されると思います。
直進感はご来店時よりはかなり向上していますがそれでもキャスターは足りません。
調整式のアッパーマウントか非調整でもアッパーアームの角度が取れるものなどにさらなる安定感を求めるのであればおすすめかもしれませんね
ですがかなり現状でも改善されていますので走りやすいと感じると思います。
それではこの度はありがとうございます。
また機会かございましたらご利用お待ちしております。
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。
