ショックをエナペタルルE12に交換されたそうなので四輪アライメント調整と1Gのご依頼をいただきました。

ブッシュやリンクは1年くらい前に当店で交換済みです。

STIのスプリングからノーマルの新品スプリングにも交換されていました。

E-12は路面状況やスピードに対しての悩みに応えるべく、車の使用環境にあった自分にとって最適な減衰力ポジションを探ることが出来ます。
①基本セッティングを大切に考え、過去蓄積された減衰力固定式のデータを基にユーザーのお好みに応じた微妙なセッティングを可能にします。
②使用目的に合わせて、幅広い調整の出来る【タイプWR(ワイドレンジ)】と、よりきめ細かな調整を必要とするモータースポーツ向きの【タイプNR(ナロウレンジ)】の2種類を用意しています。
③新規オーダーのみならず、現在お使いのビルシュタインをE-12へ変更する事も可能です。その後のオーバーホール時に減衰特性や減衰調整幅を変更する事も出来ます。

引用元:エナペタル様E12

 

1G締め直し作業

1G締め

車高の変化もありますので1G締めでのブッシュの動きは変わってきます。

そのほかメンバーボルトもロングの物と台座の大きい物に交換されていましたのでこの部分も1Gで締め直しをおこないました。

これでフレームに関するものもある程度1G締めできました。

フレームって思っている以上に動くのでメンバーやブレスバーなどは必ず作業した時は1Gで締めてくださいね。

四輪アライメント調整

 

四輪アライメント調整

四輪アライメントの数値は以前もおこなっております。以前の数値と同じ数値にセッティングをおこないます。

E12はビルシュタインをエナペタルで改造してある商品で減衰力の調整もついています。

動きはビルシュタインですが好みのセッティングができることがメリットです。

基本的にスプリングに合わせてくれますのでビルシュタイン装着のお客様はO/Hを兼ねておこなうのもよいと思います。

エナペタルさんは個人でも作業はしっかり受けてもらえます。

前後のトーとフロントのキャンバーを調整して作業完了です。

 

試乗です。

乗り心地はショックの減衰力がフロントは少し低く感じますがこれもこのみのセッティングですね。

メンバーボルトの違いはかなりあったとおっしゃっておられました通り運転してみると剛性感を感じますね。

ノーマルのスプリングで動きがあるので余計にタイヤの動きが感じられます。

四輪アライメントとブッシュの動きも最適化されましたのでさらにマイルド感じがでいます。

リアはブッシュがSTIリンクでピロに代わっている分柔らかさはでていますのでE12のおかげで反応がいい感じです。

運転が楽しくなる車両でした。

 

それではこの度はありがとうございました。

また何かございましたらよろしくお願いいたします。

 

参考取り付け金額 1G締め直し6000円(税別)四輪アライメント調整10000円(税別)

 

ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。