2年ほど前にSPOONのローダウンスプリングを装着したシビックのノーマル戻しと四輪アライメント調整です。
サスペンションノーマル戻し
ノーマル戻しはローダウンより少し手間がかかります。
ブッシュ部分で緩めて解放できる場所は問題がないのですが方向性が違うブッシュは効いてしまいます。
なのでアームの下がり具合が少し違ってきます。
シビックは少しの手間だけなので問題はないですが大変な車両もあります。
フロントのストラットを外してスプリング交換をしていきます。
SPOONのダウンサスはバンプラバーカット指定がありますのでカットしたバンプは戻りませんのでこのままの状態で取り付けしていきます。
フロント交換完了です。
続いてリアです。
リアはブッシュを緩めれば問題なく交換できます。
マルチリンクでスプリングと別体になりますが当店の作業は1Gまでがサスペンション交換作業なのでゆるめます。
もともと当店での取り付けなのでしっかりブッシュは1G状態で締まっていますので今回ゆるめてブッシュを目視確認をしましたが亀裂等はありませんでした。
交換して1G締めです。
1G締め作業
フロントは巨大アンダーカバーを外して締め直しをしていきます。
リアはマルチリンクなのでアーム部分をおこない締め直し完了です。
試乗後四輪アライメント調整です。
四輪アライメント調整
さて前回の数値を見てみるとリアのキャンバーは3度以上になっています。
走行距離45000キロなので新車時の装着で45000キロはタイヤがもったことになります。
内減りはでていますが外の部分もスリップサインが出ていますのでキャンバー量に対してのトーの調整数値がよかったということですね。
今回はノーマルなので数値は問題ないと思いきやキャンバーの数値は2度トーはトーアウトでそのままでは調整カムめいいっぱいでもトーの数値が入りません。
どういうこと???ですね。メンバーをずらしてトーの数値が何とか基準値に入るようにすてその他の部分もへ緩めて内側になるようにしなんとか基準値範囲内には収めることができました。
車高の上がりすぎなのかなんなんでしょうね。
フロントもキャンバーとトーの数値を調整して作業完了です。
ノーマル戻しと四輪アライメント調整後のインプレッション
SPOONのスプリングより少し硬さがある感じになりました。
SPOONのスプリングがかなりマイルドっていうことですね。
数値も基準値にトーは収まっていますので直進性などは気になる感じはありませんでした。
車高がかなり上がった感じですね。
でもこれがノーマルなんですね。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
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※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。