先日フォクトランドのダウンサスを装着した車両です。
本日は四輪アライメント調整でご依頼をいただきました。
四輪アライメント調整
さてリアの内減りとフロント左も内減りがでているそうです。
まずは測定です。
リアはキャンバーの量とトーの量を考えれば内減り方向の数値です。
フロントに関しても左の減りが早い数値になります。
さて四輪アライメント調整のお話ですがフロントは通常ステアリングがつながっているのでキャンバーだけそろえば通常はタイヤが両方同じに減るのでは?って思いますよね。これは違うんです。角度や数値になるのですが四輪アライメント調整と言う調整なので前後バラバラで測定をおこなっているわけではないんです
前後のトー角の変化をスラスト角と言います。この角度のずれがフロントのタイヤの摩耗につながりやすいんです。トーションビーム車は道路の状況で変化が大きいためあまり影響はでませんがマルチリンクやダブルウイッシュボーンは違うんです。リアトー角でバランスを取ります。なのでスラスト角のずれで計算するとフロントのトー角に左右差がでてトーの数値の変化が多い方が変摩耗がでてくる可能性があります。
今回はそういった数値がでていました。
調整可能箇所をしっかり調整してスラスト角のずれも修正されたました。
試乗です。
トーインがきつかったので調整後は車の軽さが出ている印象です。
とはいえローダウンです。フロントはキャンバー量は多いので内減りはでてくるでしょうね。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
参考取り付け工賃 四輪アライメント調整15000円(税別)
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。