カマロの車高調の取り付けです。
車高調はメイガンレーシングの車高調です。
車高調はラルグスと同じ工場の台湾製ですね。減衰力は16段調整です。
さてこの年式の車両への取り付けは初めてでしかもスーパーチャージャーのZL1です。
ブレーキも違いますしショックは電子式になっています。
果たして取り付けが可能な車高調なのかも定かではないです。
車高調取り付け作業
車高の高さは指1本で減衰力は中間でのセッティングです。
さてまずは外していきます。
サスペンション構造はフロントはストラットですがアームの形状が変わっているのとキャンバーの調整が可能なサスペンションです。
電子式のショックのハーネスを外してショックを外します。
車高調自体は純正アッパーマウント仕様での取り付けなので純正を外して取り付けをしていくのですがキットに入っているスプリングシートとベアリングのサイズが全くあいません。
なので今回は純正のアッパーシートを使って取り付けをしていきます。
バネ系は純正サイズに合わせて作られているのでそのまま取り付けができました。
さて組み込みして車両に取り付けですがまた問題です。
今度はスタビリンクを取り付けするためのブラケットの穴が小さくリンクがつきません。
ZL1はスタビリンクが通常のカマロより太いのかもしれません。
また加工です。今度は穴を広げて純正のスタビリンクがつけれるようにします。
スタビリンクの長さなどは二の次の作業ですね。まずはつけれるようにしないといけません。
フロントは何とかつきました。
車高の高さも希望に調整が効きました。
さてこの車のパワーはかなりありますがこの車高調の作りでは少し強度不足の気もしました。
リアの取り付けです。
リアはマルチリンクみたいなダブルウイッシュボーンです。
アッパーアームの内側は1G締めが不可でした。
そのほかはすべて緩めることはできました。
リアもアッパーマウントは純正仕様になりますが減衰力の延長ダイアルがあります。
室内は鉄板でおおわれていますので穴あけをしないといけませんがスポット部分なのと穴をあけると外と通々になってしまいますので今回は加工無しです。加工するにも結構大変かもしれません。
無事取り付けして車高が決まれば1G締めです。
1G締め作業
この作業も結構大変です。
工具が入りずらいところが何か所かあります。
なんとか締め直しをおこない試乗後四輪アライメント調整です。
車高の高さ
結構低めです。
下回りも結構低いです。
四輪アライメント調整
四輪アライメント調整は前後のトーとキャンバーの調整が可能です。
フロントのホイールは純正なのにはみ出ているので少しキャンバーをつけて対応をしました。
前後のキャンバーとトーの調整をおこない調整作業完了です。
車高調取り付けと四輪アライメント調整後のインプレッション
さて試乗です。
乗り心地は国産車見たいな感じの仕上がりです。
ハイパワー車につけるタイプの車高調ではない感じがしますが見た目重視であれば街乗りの乗り心地も確保できていますので良いかなって思いました。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
参考取り付け工賃 車高調取り付け工賃27000円(税別)四輪アライメント調整15000円(税別) 別途加工賃あり
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。