いつもありがとうございます。

オーデュラのメンバーカラーとオートエグゼ車高調の車高調整と四輪アライメントのご依頼をいただきました。

つい先日はSPOONのリジカラを装着したばかりです。

さてSPOONのリジカラとオーデュラのメンバーカラーは似た物ではって疑問ですよね。

この車両の場合は実は全然違うんです。

と言うか少し疑問もあります。

オーデュラメンバーカラー

これがオーデュラのメンバーカラーです。

ここで説明です。

まずリジカラは通常はフレームとメンバーの間に装着とメンバーとボルト側に装着をします。ですがこのNCECの場合はフレームとメンバーの間だけなんです。

その他の車両は大抵両方なのになぜって疑問がでます。通常入らない形状ではないんです。実際に今からその部分にオーデュラのパーツを入れます。

リジカラが入れないのは訳がある?って考えますよね。ND5RCは両方入ります。

リジカラよりオーデュラのパーツの方が長いです。

オーデュラメンバーカラー装着

フロント装着

フロントの装着です。フロントは4箇所の装着になります。

銅グリスを塗って装着をおこないます。

リジカラが入っていますので位置が決まってきていますので結構きついです。

これだけ太い物が入りますのでボルトの動きはかなり補正されそうです。

リア装着

リアの装着です。

リアはサイズが2タイプですがカラーの色分けがされていますのでわかりやすいです。

リア装着

リアも装着完了です。

ボルトの動きって結構あると思いますので固定するとかなり動くは制御されます。

リジカラの求めているものとは違うイメージになるのでリジカラは入っていないかもしれませんね。

リジカラの効果はメーカーが言う効果とは

リジカラを装着することにより、日常のドライビングシーンが激変します。
※装着する車種や個体により効果は若干異なり、感じ方にも個人差があります。

エンジン始動時の不快なプルプル感(揺動)が減ります。
振動が軽減されアイドリング状態での静粛性が増します。
直進安定性が向上しステアリングの修整舵が減ります。
路面からの突き上げがドンからトンに緩和されます。
滑らかな走行感とロール感が自然に。ドライブの疲労が軽減されます。

SPOON様 リジカラの効果

とあります。

逆にオーデュラの製品は

メンバーとボルトのクリアランスを
埋めることにより、 メンバーの動きが消え、
サスペンションの動きを 正確に伝えます。

オーデュラ様 メンバーカラー

とあります。

根本的に考え方が違いますね。

最終的に両方装着になるとかなりの下回りの強化になりそうな気がします。

リジカラはボディ剛性が上がった感じになりますので下回りの強化が勝たなければしっくり感がきそうな気がします。

今回は車高調整も同時に頂いております。

オートエグゼの車高調は通常の車高調整ができません。

フルタップ式なのにバラさないと回りません。

なぜって言いますとフロントに関してはプリロードがかかっていてアッパーマウントは純正のゴムでしかもスラストシートなしです。

とても回せません。オートエグゼのHPにも記載がありますね。

フロント車高調整

フロントはアッパーアームを外しロアの取付部分を外して調整をおこないます。

オートエグゼは推奨値がありますので推奨値めいいっぱいアップで取付をおこないます。

現状のライドハイトを図ると少し車高が低くなっています。

リア車高調整

リアはプリロードがほとんどかかっていないので回せますがロアを外して調整してもさほどの時間はかわりません。

リアも指定地めいいっぱいです。

と言うかもともと調整幅はさほど規定以内ですと少ないです。

車高の変化もありましたので今回は同時に1Gの締め直し作業も頂いております。

1G締め直し作業

1G締め

部品装着使用変更後はしっかり締め直しをおこないます。

NCECはリアは結構ピロボールが使われています。それでも数は多いですけどね。

この作業の変化はかなり効果ありです。

さて四輪アライメント前の試乗です。

やはり下回りの硬さが少しでている感じがします。オーデュラさんの言っているサスペンションの動きは感じ取れますね。

アームの動きが分かる感じがしますが全体的に固い感じがでています。好みが分かれそうです。

かっちり感はかなり良い感じです。

四輪アライメント

四輪アライメント

最後に四輪アライメントですが前回の数値で今回もおこないますがキャスターだけは現状の状態を見て少し変更をおこないます。

仕様変更で数値も大きく変わっていますね。車高の変化と1Gの影響ですね。

この車両はスタビもオートエグゼ、タイロッドエンドもオートエグゼになっています。

車高の高さは純正数値中心より1cmほどの低さに四輪アライメントで図るとなります。

ということはオートエグゼのタイロッドエンドが補正しすぎてしまう可能性があります。

揺すった感じは車高調なので全くわかりませんでした。

少しその部分は心配です。

数値もしっかり出た所で試乗です。

部品取付や四輪アライメント後のインプレッション

車両のイメージがかなり変わった気がします。

車両の動きがわかりやすくなりましたのでコーナーでの動きがよくわかります。

バンプステアは分かりづらいですがタイヤのコーナー時の鳴きなどもない感じなので街乗りであれば問題はなさそうです。

スタビとのマッチングはオートエグゼの車高調はいいですね。直進の動きは結構緩やかですがコーナーは少しハードよりです。楽しい感じがします。

色々徐々につけると変更した場所の違いがわかりますので楽しいですね。

 

また何かございましたらよろしくお願いいたします。

それではこの度はありがとうございます。

参考取付工賃 1G締め直しと車高調整(フロントバラシあり)とオーデュラメンバーカラーの取付で16000円(税別)四輪アライメント10000円(税別)

 

 

ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。