シエナにRS-RのTi2000ダウンサスの取り付けです。
並行輸入車で珍しい車両ですね。
ダウン量は通常のダウンサスでハーフダウンではないです。30mmがメーカーのダウン量になります。
フロントスプリングには左右の指定がありました。巻き数が左右で変えてありますね。
サスペンション交換作業
まずはフロントからです。シエナはフロントはストラットモデルの車両です。現行アルファードなどともアッパーマウントの角度が違います。
この車両新車なのですがアッパーマウントのショックの取り付けナットのサビがかなりあります。
サビはありましたがナットは問題なく外れたのですがロッドとアッパーマウントがサビで固着していてナットを外してコンプレッサーで縮めたスプリングを緩めてもアッパーマウントが外れません。
それでも叩きながら少しずつ外して何とか外れました。
したの写真は磨いたあとですがそれでもまだサビは結構の残っています。
どうグリスの付着と組み込み後に軽く塗装をして取り付けをおこないました。
その部分以外は新車ですね。きれいです。
リア形状はトーションビームです。
リアは10系アルファードの用なタイプですがブッシュ部分などは少しずつ違います。
スプリングも結構眺めです。
取り付けRS-Rのスプリングは短くしかも純正よりかなり細くなっています。
フロントのロアアームはブッシュの向きと形状が特殊で1G締めをできる形状ではないです。
リアはトーションビームになりますのでしっかり1G締めしてブッシュを正常にします。
車高の高さ
車高は結構ダウンしています。3cm以上は確実に下がっています。
フロントのバンプラバーもカットにて対応はしていますがバンプラバーもそこまで大型のものではないのでカットにも限界があります。
この車両のダウンサスでこの車高はストローク不足は回避が難しいです。
四輪アライメント調整
四輪アライメント調整はフロントのキャンバーとトーの調整になります。
車重もある車両なので数値の狂いはタイヤの偏摩耗をかなりだしてしまいますのでしっかり調整をおこないます。
ストロークも少なくタイヤへの負担はかなり大きいです。
数値はこの車高でもきれいな状態に調整ができました。
ダウンサス取り付けと四輪アライメント調整後のインプレッション
やはりストローク不足ですね。段差でのバンプタッチがかなりあります。
現状バンプラバーで車高を保っている感じもしますのでフロントは現状はバンプラバーが新しいので問題は無いともいますがバンプラバーも劣化していきます。
車高の変化がでてきたときは車高調などのストロークのあるサスペンションをオススメいたします。
RS-Rは乗り心地は考えていないのでしょうか・・・疑問です。
見た目はローダウンでかなりスタイリッシュになっていますね。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
参考取付工賃
ダウンサス取り付け工賃18000円(税別)四輪アライメント調整10000円(税別)
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。