WRXの四輪アライメント調整です。

ロアアーム交換済みとのことです。
タイヤサイズがまたまた265サイズです。きついですね。

 

四輪アライメント調整

さて四輪アライメント調整です。

まずはロアアームを調整しようと思うとロアアームの取り付け方が結構ひどいです。

まずはクスコのロアアームなのでショックの位置があるためステーを挟みますがこのステーの裏表が間違えてつけてありずれています。
そしてターンバックルのつけ方も間違っていてナックル部分のボルトもショックのボルトが片側ついています。
そしてAFSのねじはちぎれていてタイラップで縛ってあります。

この作業で業者仕上げだそうです。
ただ壊してしまってしかも取り付けもできていない状態で普通に工賃もかかったそうです。

これは今までの中でもかなりひどいレベルです。
素人DIYでももっとまともですね。

直してほしいとのことなので修正をしますが曲がったショック部分のステーもまずは直して何とかつけれる状態にしていきます。次にAFSです。こちらはボルトを完全におられてしまっていてなおかつ本体側のステーも途中まで緩めて空回り状態なんでこんなことにです。
まずはステーを外してベルトサンダーで折れた部分を削り取り穴あけで違うボルトを入れます。
これでまずは元通りの状態になります。

あとはAFSがどのようになっているのかわからないのでコンサルトをつないでチェックします。
やはりセンサーエラーがでています。一度クリアーして再度チェックしてみます。
とりあえずはエラー信号は入りませんでした。
少し様子を見て動きに違和感があるのであればセンサーは交換をした方がよいかもしれません。

さてターンバックルの取り付けですが

ターンバックルの間違えた取り付け
ターンバクルの正常の取り付け

 

上の写真が間違った取り付けで下が正確な取り付けです。
ターンバックルはネジの部分が均等でないといけません。

 

やっと四輪アライメント調整です。

 

キャンバーはトーロッドが足りる範囲まで調整してリアの数値と合わせてフロントのトーの位置を合わせました。

先日おこなったWRXとほぼ同じ仕様の数値となりました。

フロントのトーロッドも固着がありますのでトーの微調整がかなり難しいです。

さて数値もでましたので四輪アライメント調整完了です。

 

時間がかかりましたが無事治ってよかったですね。

 

それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。

 

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※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
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