161アリストの四輪アライメント調整です。
161はリアARS付きの車両になります。ARSは4WSのようなものなのでリアのトーが速度などで変化します。

四輪アライメント調整

アリスト 四輪アライメント

TRDのサスペンションキットがついている車両になります。
TRDのサスペンションキットはフロントのストロークがかなりありません。多分バンプタッチしています。
バンプカットも考えましたが現状のショックの具合がわかりませんのでこのままで調整をおこなっていきます。

ロアアームのNo2は少し亀裂はありますがまだ大丈夫そうです。

さて測定値ですがリアのトーが両側ともトーアウトになっています。
なぜこの数値になっているのかは見た目では全くわかりませんでいした。ガタも有りませんでした。
100キロくらいでのブレがあるそうなので数値から言えば車体はぶれそうな数値なので調整後は良くなると思います。
ただ気になるのはARSです。ARSの故障などが原因で両側がトーアウトに向いているとしたら話は変わってきます。
誤作動などがあれば現状の数値では走れていない場合もあります。
よく故障するパーツなので少し注意が必要ですね。

さて調整箇所前後のトーとキャンバーを調整して作業完了です。
キャンバーの左右差を今回は優先しましたのでキャスターは多少ずれました。アリストのダブルウイッシュボーンのロアアーム形状ですとどうしてもカムの位置でキャスターが変更してしまいますんので仕方ないですね。

調整後の試乗です。
試乗は60キロくらいまでの走行しかしませんので100キロのブレがどう変わったのかはわかりませんでした。

ですが調整前と比べるとかなり乗りやすくなっていますのでこれで治るといいですね。

それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。

 

参考取付工賃 四輪アライメント調整10000円(税別)

ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。