輸入車のトヨタ シエナの1G締めと四輪アライメント調整です。
さてシエナのサスペンション形状はどういった感じでしょう。
1G締め直し
まずは1G締め直しからですがご来店時足回りから異音があるとおっしゃっておられましたので確認です。
異音はかなりの音でフロントの左右から結構ひどい感じの音です。
サスペンション形状はフロントストラットにリアはトーションビームの車両です。
車高調はRS-Rです。
フロントの異音の原因もありますが現状スプリングの取り付け位置にも問題がありましたので修正をおこないストロークなども確認します。
異音の原因はアッパーマウントとアッパーベアリングだと思います。
ベアリングに関してはかなりの異音がでていますので早めの交換がよさそうな気がします。バラさずに確認できるのはここまでです。
1G締めとフロントの車高調調整をおこない四輪アライメントです。
四輪アライメント調整
四輪アライメント調整はフロントのトーとキャンバーの調整が可能です。
キャンバーは結構ついている状態です。現状夏タイヤが結構きつめのホイールと言うこともあるのでキャンバーは左右差をあわせての調整をおこないます。
助手席側はジャッキアップでの調整と1G状態の数値にかなり違いがでるのでアッパーマウントのゴムが多分かなりの破損があると思います。
RS-Rでは多い現象の一つです。
今回はトーの数値も悪かったので修正でだいぶよくはなりましたが走行中の数値に変化がでている気もします。
試乗ではご来店時よりは異音はかなり良くなりました。運転席側はだいぶなくなりました。
走行にはさほど違和感は感じませんがベアリングが完全に破損してしまう前には車高調の交換をおすすめいたします。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
参考取付工賃 1G締め3000円(税別)フロントサスペンション点検修理別途工賃 四輪アライメント10000円(税別)
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。