CX-5にブリッツの車高調ZZ-Rダンパーの取り付けです。
KE型のCX-5になりますね。
ダウン量はフロント50mmリア55mmのセッティングです。
まずは説明書を見てダウン量を確認するとメーカー推奨値がフロント55mmリアは53mmだそうです。
となるとまずは少しの数値変更をして組付けます。
車高調取り付け作業
フロントはストラットモデルになりますのでまずは外して交換していきます。
CX-5はKE型とKF型でブレーキブラケットの形状が違います。ブリッツは2種類入っていますのでKE型を選び取り付けをするのですがステーのサイズとショック側のサイズがいつも少し多きいので削ってサイズを合わせて取り付けます。加工しなくてもよい方にしてもらいたいです。
フロントは取り付け完了です。
リアです。
リアはマルチリンクになります。
さてスプリングとショックは別体なのでまずはスプリングを外しアームを外してショックを抜き取ります
さてここでショックが抜けません。なぜ?って隙間からとりあえずタガネでたたいてみると少し隙間ができました。中はかなりの錆びで固着しています。外からプーラーで徐々に押していき何とか外せました。
14パイのモデルでボルトに切り欠きがありますのでその部分から水が浸入して固着していくんでしょう。
左右とも外すのに一苦労でした。
外した後はワイヤーブラシで削って銅グリスを付着させて取り付けをおこないました。
取り付けはスムーズです。
さて取り付けが終わり車高を見てみるとなんと前後ともの2cm以上も推奨の車高より高いです。
全然あてにならない説明書ですね。
結局リアは後3mmくらいのところまで下げてやっと55mmダウンです。
フロントは+1.8mmで50mmダウンでした。
なんでこんなに違うのか不思議です。
1G締め作業
やっと1G締め作業ができます。
ブッシュを可能箇所締め直ししてサスペンション交換作業完了です。
試乗後四輪アライメント調整です。
車高の高さ
見た目がかなり変わりましたね。
奥様が車高が高すぎて乗りにくいそうで車高のローダウンを決められたそうです。
四輪アライメント調整
四輪アライメント調整です。
CX-5はブリッツの車高調をつけただけだととても走れる数値ではありません。
このまま乗っていたら1000キロくらいではタイヤがなくなってしまうでしょう。
しっかり調整していきます。
調整箇所は前後のトーとフロントのキャンバーの調整が可能です。
数値は車高調仕様の車両でしたら問題ない数値のセッティングまではいけましたがあまりにチョイ乗りが多く末切りが多いと多少の内減りは出てくる可能性もありますね。
車高調取り付けと四輪アライメント調整後のインプレッション
走りは少し固めですがしっかりはしています。
減衰力は少し柔らかめのセッティングでご依頼をいただきましたがそれでもまだ少し硬い感じはありますね。
調整方法もご説明させていただきましたので後は好みにセッティングしてくださいね。
四輪アライメント調整後は直進性も安定感も取り戻して走りやすくなったと思います。
そしてお友達の方とご本人様両方から差し入れをいただきました。
もうすぐ年末になりますのでその時しっかり飲みたいと思います。
ありがとうございまーす。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。