FK8シビックタイプRのサスペンション交換です。
サスペンションはRS-RのTi2000です。
箱からだしたらこの傷です。もう少しメーカーの梱包もどうにかならないのでしょうかね。
電調式のショックがついていてかなり性能が良いみたいなので活かしたいですね。さてRS-Rのスプリングは走りに合わせてあるのかファッションなのかどうでしょうね。
交換は同時にJ’S RACING FK8 フロントキャンバージョイントも取り付けです。
サスペンション交換作業
さてFK8のサスペンションって少し変わっているんです。
取り付けは少し大変な車両で交換方法が定まりません。
どの方法が早いのか模索をしましたがなかなか構造の把握が難しすぎて見いだせませんでした。
今回は同時にフロントキャンバージョイントも取り付けをしてサーキット仕様でのキャンバー角を狙います。
このキャンバーアダプターも取り付けが結構大変でキャリパーにローター、ダストカバーの脱着が必要になります。
外せがつけれるのですが運転席側のボールジョイント部分のトルクスボルトがかなり固く外れません。
12.5のインパクト用トルクスが2個も歯飛びしてしまいショックハンマーで当店にある最後の1つで緩みました。M6ぐらいのネジでロックタイト(緑)が付着されていましたのでロックタイトが硬いのか高トルクすぎるのかわかりませんが外れてよかったです。この作業を1時間以上やっていました。助手席側はなんの問題もなく外れました。
交換後の取り付けはロックタイト付着で取り付けをおこないました。
サスペンションの方は外し方は定まりませんでしたが交換は問題なくできます。
スプリングの交換のみでもフロントは1.5時間近くはかかりますね。
時間はもう少し早くできると思います。
リアはFK7も同じなのでさほど大変ではありません。
FK8もピロ部分はなくほどブッシュでの仕様になりますね。
交換完了後は大きいアンダーカバーを外して1G締めです。
1G締め作業
1G状態で締め直しを行う前にJ’S RACING FK8 フロントキャンバージョイントをつけるとトーの数値があまりにもひどくてまともでは無いので見た目でも戻します。
それから1G締めをおこないます。
締め直しをおこない試乗後四輪アライメント調整です。
RS-Rダウンサスの車高の高さ
結構下がっていますね。
四輪アライメント調整
さて調整可能箇所はフロントのキャンバーと前後のトーになります。
フロントのキャンバーはアッパーマウントのポッチはとりはずし済みなのでキャンバープレートででた左右差を微調整しました。
前後のトーは指定数値を頂いておりますので指定数値に調整をおこないます。
フロントのキャンバーはプレートを入れて3度30分ほどでリアはナチュラルに3度です。サーキット走行では良さそうなキャンバーですね。
FK8・RS-Rダウンサス取り付けと四輪アライメント調整後のインプレッション
結構柔らかめな感じがしますね。RS-Rの初期の良さはありそうですがリアは異型スプリングになっていますので街乗りでの楽な感じの乗り心地でした。
この車両はショックの固さが調整できますのでサーキット用にしたときにどのような感じになるのか気になる所ですね。
今回四輪アライメント調整でのデータも特殊な数値になっていますのでどうなるのか楽しみなですね。
結局4時間もかかってしまった・・・・キャンバージョイントの時間が問題でした。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
参考取付工賃
ダウンサス取り付け25000円(税別) 四輪アライメント調整10000円(税別) J’S RACING FK8 フロントキャンバージョイント16000円(税別)
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。