F54クラブマンにビルシュタインの車高調キットの取り付けです。
ブリッツと迷われたそうですがビルシュタインを選択されたそうです。

ビルシュタイン

ヨーロッパ車のフレームにはビルシュタインのマッチングはあっているので楽しみですね。

車高調取り付け作業

F54 フロント車高調

少し前にもビルシュタインをF型のMINIに装着しておりますので容量は完全把握済みです。
まずはフロントです。
フロントはストラットモデルでアッパーアームの装着ボルトがかなりの数が止まっています。
これも意味があってのことなんでしょうね。
さて前回の時はビルシュタインダンパーが純正にくらべて入りにくかったですが今回はなんと簡単にすっぽりナックルに刺さりました。同じ取り付け方法なのにナックルのちがいなんでしょうか。左右とも簡単に入りましたのでかなりの時短です。
ロアアームブッシュもアンダーカバーを外して緩めておきます。トルクスで頭のサイズがET14なので少し小さいですがボルト自体は太いのでトルクも高いです。緩めるときはかなりの力がいります。

MINI 車高調

リアはいつも通りに交換です。クラブマンは内側のアームブッシュは緩めやすいです。
マフラーと車両の長さでリアは作業性が変わってきますね。1G締めをおこなわないのであれば緩める必要はないのですけどね。

1G締めはF54はタイヤがついている状態でも可能です。
アーム外側はピロボールになりますので必要がないからです。

車高の変化

4cmほど下がっていますので見た目もかなり変わってきますね。

1G締めも終わり試乗後四輪アライメント調整です。

四輪アライメント調整

MINI 四輪アライメント

F型よりフロントのキャンバーの調整ができなくなりました。
アッパーマウントの止め方がかなり変更されていますのでなぜ調整箇所をなくしてまでこうなったのか気になり調べましたがわからずでした。
調整箇所は前後のトーとリアのキャンバーの調整ができます。
車高はビルシュタインの推奨です。調整前は3度近くありましたので車高の変化でキャンバー量がかなり変化する車両ですね。
今回の数値はビルシュタインでしっかりしていますが数値はタイヤのことも考えて少しキャンバー量は予定より減らして調整をおこないました。調整幅もこの高さであれば動く量も多いので数値もかなりきれいになりました。

フロントのキャンバーは調整できませんが数値は悪くないので良いと思います。
前後のトーもしっかり調整して作業完了です。

ビルシュタイン車高調取り付けと四輪アライメント調整後のインプレッション

乗り心地はもともとMINIは固めのサスペンションです。
ビルシュタインに変えてよりしっかりした感じになりました。動きの反応もMINIの基本数値を参考に変更をかけていますのでMINIらしさはしっかり残せて調整ができている感じの走りができていると思います。
楽しいお車が出来上がったと思いました。

それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。

 

参考取り付け工賃

車高調取り付け27000円(税別)四輪アライメント調整15000円(税別)

 

ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。