ロードスターにTEINさんの車高調の取り付けと四輪アライメント調整です。
車高調はFLEXZになります。減衰力中間で車高は前後35mmでバランスを見て調整していきます。
車高調取り付け作業
さてサスペンション交換を行うため各部ボルトナットを緩めようとすると錆と下回りに塗装がされていて全く工具がかかりません。削るにもそこまで柔らかい感じの塗装ではないので工具を叩き込んでまずは工具をかかるようにしていきます。緩めて外してみると錆もかなりあります。
あとでお聞きしましたが北海道でご使用されていた車両を購入されているそうです。
錆はありますがボルトナットの固着はトーロッド以外はなく動かすことができました。
とりあえず前後交換をしていきます。
取り付け自体はリアのスタビリンクは外れないので断念して別の方法で外していきます。
無事交換できてまずは車高調整です。
車高の高さ
メーカー推奨組をしてもフロントは5mmリアは30mmと前後バラバラのダウン量です。
説明書には前後30mm程度となっていましたがフロントはなぜ下がらなかったのかは不明です。
ブッシュもすべて緩んでいる状態なので車体自体の車高の変化はこれでかなり少なくなります。
かなりの残りはやはりブッシュの経年劣化でのへたりなどはありますね。
ですがブッシュが効いた状態では車高は純粋に車高調での高さとはいえません。
最近の多くのメーカーはへたり保証などをつけているくらいです。馴染みで車高が下がるなんてふつうはあまりなく車高が下がるなら取り付けが間違えなければへたりですね。
取り付け後に車高が変わるからという説明をよくされると聞きますがブッシュの変形を待てと言っているのと変わりませんね。
車高が決まれば1G締め作業です。
1G締め作業
ブッシュはしっかり正常な位置で締めていきます。
リジットラックのみでは1G締めはダブルウイッシュボーンやマルチリンクは不可です。
余計にひどくなる場合もありますね。アームの動きを考えればわかりますので今回は説明はしません。
締め付け完了で試乗後四輪アライメント調整です。
四輪アライメント調整
四輪アライメント調整カムは動きますのでよかったです。
今回は街乗りのセッティングで調整をしていきます。
それでも車高は結構低めのセッティングになりますのでキャンバーはある程度はアームの角度を考えて残していきます。
トーの数値も変更してキャスターの数値はめいいっぱいでの調整です。
トーのロッドは固着があるためかなり固いですがなんとか調整はできました。
調整完了で試乗です。
車高調取り付けと四輪アライメント調整後のインプレッション
走行距離がすくない車両で動きはしっかりして街乗りではよい感じですね。
サーキットなどはこの車両だとマイルドすぎる感じはありますね。
安定感やクイック感はかなり向上したと思います。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
参考取り付け工賃 車高調取り付け20500円(税込)四輪アライメント調整11000円(税込)
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。