XVのリフトアップです。
半分ボディリフトのようなパーツです。

リフトアップ

メーカーはLPアバンチュールと書いてありました。
説明書は基本英語です。

ブレーキの部分など自動ブレーキではなかったり説明書はほとんどあてになりません。

リフトアップ作業

アップスペーサー

まずはフロントからスタートです。

フロントはアッパーマウントをオフセットさせて25mmくらいの台座をつけます。
キャンバーの角度も補正されています。
長さはロアアームが下がったぎりぎりのところで取り付けができますので苦労はさほどありません。
そのほかブレーキのブラケットとスタビリンクの取り付け位置の変更のステーを取り付けます。
1G状態でハンドルを回して確認すると取り付けしたブレーキステーがフレームに当たってしまいます。
外して純正に戻し確認して問題なしなので変更です。

フロントはこれで問題なさそうです。

 

続いてリアです。

アップスペーサー

リアはメンバーカラーの取り付けのためアンダーカバーやブレーキ配線、ABS配線などいろいろと外していきます。
リアはボディリフトになりますのでマフラーリンクなども延長します。

下げたところにスペーサーをはめ込み取り付けていきます。
結構部品点数も多いのでそれなりに時間がかかりますがこのサスペンション形状はいつも見ていますのでバンバン外していっても問題なくできます。
部品の精度はいいので取り付けにはさほど苦労はしませんがアンダーカバーの形状の違やステーの違いがあり入っているものが使えないものもあります。
それでも問題がないように取り付け方法を変更して取り付けしました。


1G状態で動作確認をします。ブレーキやABSやAFSの配管は引っ張っていないかなどを点検します。

 

1G締め作業

1G締め

やっと部品取り付けが完了して1G締めをおこないます。
メンバーも当然ですが1Gで締めるのが基本ですよ。
締め直しを完了させて試乗後四輪アライメントです。

 

車高の高さ

やはりかなり上がっていますね。

タイヤの外形が変わってもフェンダーとタイヤの隙間はしっかり空いています。
ペラシャフトの角度補正はありませんので高速で問題が出ないかは確していませんのでわかりませんがうねり音が出なければよいのですが・・・

 

四輪アライメント調整

四輪アライメント調整

ボディリフトの場合はリアのキャンバーは数値はきれいです。

左右差も今回はないですし数値も純正数値できれいな状態です。
トーの数値は狂っていますので修正します。

フロントはオフセットのアッパーマウントですが数値も基準値で調整がしっかりできます。
キャスターは少しおきていますのでふらつき感は若干でるかもしれません。

調整可能箇所はしっかり調整し数値もきれいになりました。

 

試乗です。

リフトアップと四輪アライメント調整後のインプレッション

まずハンドルがかなり軽い感じがります。
やはり安定感は腰高な分純正の方がよい感じがします。
動きと乗り味は純正サスペンションなので違和感はないです。
目線がかなり変わりました。
四輪アライメント調整前はタイヤが鳴くほどの数値だったのでまともに走れませんでしたが調整後は現状では最適になっていると思います。

 

それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。

 

参考取り付け工賃

リフトアップ作業 26000円(税別)~35000円(税別) 四輪アライメント調整10000円(税別)

ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。