エルグランドのサスペンション交換です。
今回ご用意された車高調はTEINさんのFLEX Zです。中古品だそうですが商品自体は結構新しい感じです。
すべての部分がバラされているのですべて締め直しての作業です。
減衰力のダイアルはTEINさんが16段調整ですが緩めれる限界まで緩めてあり何段回してあったんだろうって感じでした。
今回は推奨が10段ですが8段の中間で調整をおこないました。
減衰力の変更は今回取り付けられるホイールは20インチですがタイヤのサイズがかなり小さいサイズなんです。
なので正直どの位置がいいのかはわかりません。この車両はあとから減衰力が前後とも外さないと調整ができないモデルです。
持ち込みタイヤ交換作業
ホイールのサイズもタイヤのサイズも荷重指数を考えるとまず取り付けしないサイズです。
ホイールも7Jに225/45R20の組付けなので幅の太さは7Jにギリギリ入るかなって感じです。
組み付け時もタイヤの空気を入れるのに引っ張りとは逆でタイヤが太すぎてビートを巻き込んでしまうので入れにくいです。
一苦労しながら空気をいれてバランス取りをおこない完了です。
車高調取り付け
車高調はタイヤの外形を考えて組付けですがまず基準値で組み付けを行ったら車高が指3本くらい担ってしまいました。
今回の狙い所はフロアの並行さを考えてフロントは指2本ほどリアは指1本ほどにセッティング予定です。
リアも推奨で指2本ほどなので今回は推奨より車高を下げて隙間を埋めていきます。
タイヤの外形が違うのでその隙間を埋めるということは最低地上高はかなり厳しくなります。
前後ともにそこまで下げてしまうと地上高がなくなりますしノーマルホイールも低すぎてつかなくなってしまう可能性もあります。
なので今回はあと少しというのをやめて思っていたより少し隙間が位になっています。
高さが決まれば1G締めです。
1G締め作業
ここからはいつもと同じです。
締め付け時にショックのストロークも変更して乗り心地を確保します。
これで足廻りもしっかり動きます。
車高の変化
車体自体はかなり下がっていますが隙間はありますね。
ホイールもかなり内側に入っていますが今後ワイトレを取り付けするそうです。
試乗後四輪アライメント調整です。
四輪アライメント調整
TEINさんの推奨より車高は下げていますのでやはりキャンバーはその分ついています。
できる限りキャンバーは起こしてタイヤの偏摩耗を少なくできるようにセッティングをおこないます。
トーの数値も純正値より変更しました。
これで数値もきれいになりました。
車高調取り付けと四輪アライメント調整後のインプレッション
気になっていた減衰力ですがいつものTEINさんの乗り味なので中間で現在の扁平ならちょうど良さそうでした。
今後変更を行おうと思うとリアはショックを外さないと不可です。
フロントはワイパー周りをすべて外す必要があります。
現状の乗り心地は扁平分少し硬さが出ると思っていましたが空気圧が高くともさほどきになりません。
乗り心地もマイルドで良い感じだと思います。
タイヤの摩耗はやはり内側にでますのでタイヤの確認は内側で行ってくださいね。
ホイールのビート部分に液体シーラーが使われていました。現在はきれいに磨いて取り付けをしておりますがかなりメッキが剥離している部分がありました。
空気圧は豆にチェックしてくださいね。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
参考取付工賃
20インチタイヤ交換10000円(税別) 車高調取り付け18000円(税別) 四輪アライメント調整10000円(税別)
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。