先日プリロード変更したロードスターです。
車高調はKONIの車高調でスプリングがKYBのスプリングでのセッティング車両です。

直巻きスプリング

バネレートは現状フロント6Kリア4K→フロント8Kリア6Kです。
自由長は同じなので現在のフロントのスプリングをリアに取り付けします。

 

車高調スプリング交換

今回は単純にスプリング交換です。
KONIの車高調自体もフルタップではなく現状がプリロードリアは0なので今回はリアに合わせてフロントのプリロード分で車高の調整になります。

なのでショックのストローク長の伸び側、縮み側は調整が現状ではできません。
この調整を有効にしたい場合はヘルパースプリングが有効になりますが自由長さが結構ありますのでフロントはヘルパー仕様にするには少しIDが太くアッパーアームにあたる場合もあるかもしれません。
実際ですと自由長を短くしてヘルパースプリング仕様にするとストローク長も自由度が出てくると思います。

1G締め

1G締め

スプリング交換時は1G締めをおこないます。
サスペンション交換作業と同じですからね。

上記の写真は1G状態ですが自由長の確認をしてみるとやはり縮み側がかなりストロークを残しています。
元々バンプラバーを使わない車高調と言うことですが伸び側の残りは現状2cmくらいです。
あまりにも差ができていますね。

バネレート変更で2cmの車高アップなので2cm分は最低でもストロークを下げたいところですね。

さて取り付け完了で四輪アライメント調整です。
今回はタイヤホイール交換もおこなっておりますので前回の数値と現状のタイヤの確認で数値の変更をおこないます。

四輪アライメント調整

四輪アライメント

サーキットでのご使用なので数値も街乗りとは違います。
今回はリアの数値を少し変更いたしました。
バネレートの変更でロール感も変わってきますのでロールを大事にしている車高みたいなので数値の動きも少し変わってきます。

現状の変更数値でどれくらいリアのグリップが変わったのかも気になりますがまずは現状のバネレート変更での動きの違いがどれくらいでてどのように変わったかが今後の仕様につながると思います。

車高が上がった分は少しキャスターが思っていた数値までは届きませんでした。なのでブレーキにも少し変化が出てくると思いますので最初は確かめながらの走行がよいでしょうね。

すべての箇所の調整が完了し作業完了です。

 

車高調スプリング交換と四輪アライメント調整後のインプレッション

KYBのスプリングは初期の反応がいいですね。車高調のコンセプトにあっているスプリングですね。

サーキット走行なので街乗りでの使用ですと少し固さを感じますね。

数値の変化や使用の変化がサーキットでの走行を楽しみにさせますね。

そして差し入れありがとうございます。

夜おいしくいただき―ます。
最近日中かなり熱いので夜のビールが楽しみです。

それではこの度はありがとうございました。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。

参考取り付け金額

車高調取り付け工賃18000円(税別)四輪アライメント調整10000円(税別)

ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。