新型ジムニーのリフトアップ作業です。
取り付けパーツはJB64w アウトクラスカーズ2インチリフトアップキットです。

キットには
・2インチアップコイル
・KYB14段調整ショック
・ステンレス製ラテラルロッド
・ステンメッシュブレーキホース
・スタビダウンブロック
・シリコンホース
・フレームサポート
・レーシングアーム

がありますが説明書はないのでメーカーにお電話で確認して取り付けをおこないます。
おおよその部品はわかりますがワッシャーの入れる位置など細かな点はわからないのとそのほかに配線などはステーを脱着などで対応とのことでした。

リフトアップ作業

さて点数が多いので交換には手順を考えておこないます。
アームなども作りがいいので穴位置に苦労はありませんが今回アームを保護する大型のガードも同時に取り付けのご依頼をいただきましたがこの商品が結構取り付けに大変でした。
下記写真のレーシングアームの前につくものです。フロントは後ろ側です。

無事取り付けしてそのほかブレーキホースなども交換していきリフトアップして足りない長さになったABS配管などの処理をします。

スプリングは位置がありますので間違えずに装着をします。

 

光軸調整用にステーやショックとスプリングの干渉を防ぐワッシャーなどを取り付けしていきます。

お持ち込みの商品はすべて取り付けできました。
あとは伸ばした時に干渉や引っ張ってしまう部分を処理してラテラルロッドで左右の出面を合わせてすべてのネジを1Gで締め付けして完了です。

取り付け完了後は四輪アライメント調整です。

四輪アライメント調整

ジムニーの調整箇所はフロントのトーのみになりますがそのトーの調整が通常のステアリングラックとは違うので大変です。

ハンドルセンターはかなりずれていますんので合わせながらの調整です。
元々この車両の数値はかなりのトーインのセッティングの車両です。
このトーインのセッティングが動きに対してどのようになるのかがリフトアップ車は乗り方などでも変わってきますので今回は推奨にてセッティングです。
アップしてサスペンションの動きも変わってくるとは思いますので今後のタイヤの状況や走り方によっては数値の変更をおこなった方が良い場合もあります。
試乗では推奨数値で問題ない感じですね。

リフトアップと四輪アライメント調整後のインプレッション

乗り心地はいいですね。リフトアップしている感じがあまりなくマイルドでストローク不足も感じません。
ショックはKYB製の調整式なので変更で仕様も変更できます。
ご自身のあった感じが見つかると楽しさが一段と出てくると思います。

車高の高さは

 

2インチアップなので5cmほどのアップですね。レーシングアームが目立ちますね。

それではこの度はありがとうございました。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。

 

ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
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