キャラバンの玄武4インチローダウンです。
さて4インチともなるとキャラバンの場合は燃料ホースの交換などが必要になります。
玄武さんでは4インチに必要なパーツが出ています。
部品点数はかなりのものです。
ショックはBodyLineというキャラバン専門店だそうです。
KYB製のショックでフロント40段リア14段のショックです。
その他トーションバーはリムコーポレーションのトーションバーをご用意頂いております。
4インチブロック装着
まずはブロックキットからです。
玄武さんの商品は商品クオリティがかなり高いので取り付けに問題が全くでません。
安全、安心を買うならこのメーカーですね。
バンプラバー装着
バンプラバーはハイエースと同じ感じのものですね。
4インチダウンともなるとバンプラバーまでの距離は確実に狭くなり段差などでは干渉するようになってきます。
この干渉した時の不快感はかなりあります。玄武さんのブロックはこういった特殊な形状で初期がかなりソフト感があります。
バンプの距離も大事なのでこういった商品もしっかりすることで乗り心地は確保できますね。
ショック交換
先程はバンプまでの距離をお話しましたがその沈み込みのスピードを決めているのがこのショックです。
ボディラインさんのHPを見てみるとKYB製のエクステージより減衰力が高いと書いています。
現状は中間で組み付けします。キャラバンのリーフの硬さにマッチングともともとローダウンを想定すての硬さですと底付き時までの距離は短いので少しショックの効いた感じの方が衝撃は和らげそうですね。
こういったことで乗り心地って決まってきます。用意にリーフ交換に踏み切れない車両はこういったことが大事ですね。
光軸ロッド
今回光軸ロッドが欠品中で間に合わなかったそうです。
ですが4インチダウンですと純正光軸ロッドのままで取り付けができませんでした。
今回はステーを作り純正位置になるようにしておきました。でないと夜が走れません。
リーフ用のバンプ交換
今回は前側のみリーフ用のバンプを交換しました。
リアの隙間までの距離は少しあります。
燃料ホース交換
フューエルラインエスケープキットの取り付けです。
ローダウン時の干渉を防ぐもので確実の交換が必要になるパーツです。
玄武さんの商品は純正のような商品です。ホースはサムコのホースが使われていますので高級仕様ですね。
取り付けはさほど大変では無いですがなかなか外しにくいですよ。
リアのパーツ取り付けは1Gで必要箇所を締め直し完了です。
フロントトーションバー交換
RIMのトーションバーです。
純正に比べると結構太いトーションバーです。
さて取り付けですがハイエースのようには行きません。
フロントの助手席側アッパーアームのスプラインが全然抜けません。今回はアッパーアーム側の取り付けボルトを緩めて抜き取りました。
運転席側は問題なく抜けました。
アッパーアームのネジを緩めるのは結構たいへんです。
スプラインが抜ければ問題なく脱着装着できました。
バンプラバーとリバウンドストップの交換
バンプラバーとリバウンドストップです。
距離感は4インチダウンでちょうど良い感じでした。
強化トーションバーを締め上げる前に装着する方がベストです。
ショック交換
ショックは減衰力を中間にして取り付けします。
先にショックは交換しておくべきでした。かなり減衰力が高いので縮めて入れるのに一苦労しました。
トーションバーが強化に変わっているのでこれくらい効くショックの方が良さそうですね。
スタビリンク交換
スタビリンク交換です。
ハイエースとはロアアームの形状が違いますのでスタビリンクも変わりますが効果はどうでしょう。
これでフロントの車高調整が終われば作業完了ですがフロントは4インチダウンでギリギリトーションバーが遊ばない感じです。
なので結構固いトーションバーになることになりますね。
本当はもう少しフロントを下げたかったのですがトーションバーの都合上不可でした。
車高の変化
かなり下がっています。
キャラバンはハイエースよりもともと車高が結構高い感じがありました。
4インチ下げてフェンダーとタイヤの隙間が指1本ほどですね。
さて交換完了後の試乗です。
乗り心地は4インチ下げている感じは無いです。
十分しっかり乗れます。ショックの動きとのマッチングもかなり良い感じです。
バンプはやはり大きい段差では当たりますね。ですがあたっている感じはわかりにくいです。
四輪アライメント
最後に四輪アライメントです。
フロントのキャンバーとキャスターとトーの調整が可能です。
フロントはハイエースの4WDのようにロアアームが三角形タイプのものです。
このタイプですと思っている数値にはなかなか行きませんが現状ベストになるように調整をおこないました。
数値はきれいな数値になりました。
さすがに4インチダウンは大きく四輪アライメントの変化もでますね。
4インチローダウンと四輪アライメント調整後のインプレッション
ショックの効きがトーションバーやバンプまでの距離となかなかベストな動きをしているのでローダウンしている感覚がわかりにくく走りやす感じです。
リーフはさすがにバンリーフなので少しバンらしさは残っていますが安定感のある足回りだと思います。
ついているものの良さがわかる車両になりました。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
参考取り付け工賃
4インチブロックキット+ショック交換 16000円(税別) バンプラバー取り付け2000円(税別)スタビリンク取り付け3000円(税別)燃料ホース交換6000円(税別)トーションバー交換10000円(税別) 四輪アライメント10000円(税別)
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。