先日四輪アライメントでご来店をいただきましたがショックのオイル漏れと異音があり四輪アライメントは行わずサスペンションを交換してからとなっていましたエスティマです。
今回ショックと純正部品は揃えられましたので足回り交換をおこないます。
純正部品は共販でイラストを頂いた物も当店で◯付けしたものをご注文されていますので部品もバッチリでした。
写真を取り忘れてしまいました。
純正部品は今回高額になりそうな物はやめて
ダストブーツ、アッパーベアリング、スプリング上下のゴムなどです。
サスペンション交換作業
外したショックは完全に抜けていましたね。運転席側はロッドが左右に振れるほどでした。
エスティマは純正のアッパーの部分を外してアッパーマウントのネジにアクセスするのですが一度外した形跡がありました。
もともと車両は中古でご購入しておられ確認のために四輪アライメントのご依頼をいただいておりましたので事情はお客様も知らないとのことでした。
アッパーマウントの取り付けボルト部分にエーモンの静音パーツがついていましたので何かしら車に興味のある方が乗られていたのはわかります。
スプリングは純正のまま使います。フロントのスプリングはATH20Wのハイブリッドは結構長いです。
KYBのNEWSRは減衰力が純正より少し上がっておりますので距離の多いスプリングとのマッチングは少し硬さがでるかもしれません。
その他スタビリンクは少し異音の原因がありそうな気もしますが今回はそのままです。
リアのショックは取り外し物はほとんど抜けてしまっていました。
交換後1Gでの締め直しでブッシュも見ましたがローダウン等で乗っていたって言う感じはなさそうです。
交換完了後試乗です。
少し固い感じがやはりでていますが悪くは無いです。エスティマはよくギアボックスの異音などがありますがこの車両は走行距離が多いですがまだ出ていない感じです。
それとも代えてあるのかはわかりませんでした。
異音も消えました。
四輪アライメント
交換後は四輪アライメントです。
ショック交換だけでもストラットボルトを外していますのでトーの数値とキャンバーの数値は思っていた以上に狂っていました。
トーインでしたね。1Gの締め直しで数値はある程度のところまで戻ってきました。
この車両の調整箇所はフロントのトーとキャンバーの調整が可能です。
反発力の強い感じはスプリングがそのままっていうのもありますがブッシュの抑えもあります。
ご来店時と比べると乗り心地もそうですが異音もなくなりましたので安心感もかなり違います。
中古車は前のオーナーがわかりませんので車両の状態がわかりません。数値でだすとおおよその判断ができますのでおすすめです。
サスペンション交換と四輪アライメントの調整後のインプレッション
走りやすいと思います。
ショックが固い感じがまだありますがKYBのショックは少し乗っていると柔らかくなってくる傾向があります。
しっかりした感じの乗り味で安定感も出ていると思います。ホイールが結構軽量なのもあるのでどっしり感と言うよりは軽快です。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
参考取付工賃 サスペンション交換工賃16000円(税別) 四輪アライメント10000円(税別)
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。