純正のサスペンション交換
光岡のラセードの足廻り交換です。
この車結構大変な車両です。
まずフロントの交換です。足廻りの部品自体はS15のシルビアのものらしいです。
このラセードはS15ベースの方の車両になります。
ホイールベースが5m超えでS15のフレームのフロントが延長されていました。
アッパーマウントのアクセスがかなり大変でヘッドライトを外してアクセスとホイールハウスのライナーを外してアクセスします。
ボディは一体式なので外すことはできないので隙間から行うのですが左右で全く隙間が違います。
作りによってはもっと厳しいラセードもありそうです。
YOUTUBEで他の方が交換している動画を見るとボディを切って交換をしているぐらいです。
光岡さんにお客様が確認するとこの車両は観賞用の車両なのでという回答だったそうです。
レストアにウン百万円かかるそうです。
なんとか色々な工具を使い取り外し交換完了です。
続いてリアですが
リアも内張りを外してアクセスをしないと外れません。
フロントほどでは無いですがこちらも手間があります。ホイールが特殊でハブがかなり固く外れませんでした。今回はリアは内側のみから作業をおこないました。
試乗です。かなりホイールベースが長く運転席が後ろの方にありステアリングロッドがかなり延長されています。
ハンドルの違和感はありますね。
車両のスタイルと足廻りの性能があまりあっていない感じでスポーツカーのような乗り心地に感じます。
取替が終わり四輪アライメントです。
車重が重いのでリアのキャンバーがノーマルですが3度近くついています。
タイヤの荷重指数も結構ギリギリの気がしますのでタイヤの減りは早そうです。
フロントに関しましては良さそうです。
調整箇所はシルビアと同じなので前後のトーと前後のキャンバーの調整になります。
もっとフロントは加工フレームなので左右差があると思っていましたがきれいでした。
無事完了できました。
珍しいお車でした。
それではこの度はありがとうございます。
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。