いつもはロードスターですが今回はセカンドカーのパジェロミニです。
かなり車両がまっすぐ走らないらしく気になるそうです。
中古でご購入されておりオフロード走行車の可能性があるそです。
さて試乗してみるとブレーキング時アクセルON時かなりの右流れです。
さて四輪アライメント測定をしてみます。
四輪アライメント調整
さてまず見てみるとキャスターの角度が3度も違います。
この違いってフェンダーのクリアランスにも大きく違いが出る程度です。
これぐらいの違いがあればどこか曲がっている部分もありそうなものですがこれくらいでは目視ではほとんどわかりません。
さてまずは調整箇所を調整していきます。
キャンバーも左右差が1度ちかくありキャスター3度、トーは過剰なトーインです。
さてこの状態で調べていきます。
といっても曲がっている部分はわからなかったのでフレームに関して止まっているメンバー、アームに対して止まっているサスペンションなど1G状態で緩めて一番負荷がかかっている動き方をするところを見ていきます。
緩めた戻りの感じではやはり思っていたナックルが怪しそうです。
フレームの解放では変化がない状態でしたのでフレームは問題ないであろうという感じです。
さて今回は調整できる箇所をめいいっぱい調整をしました。
試乗です。
アクセルON時の流れはかなり軽減されましたので普通に乗れるレベルではあると思いますがハンドルの左右のクイック感は全く違いますので改善が必要です。ブレーキング時も同じです。路面の影響を拾ってしまいます。
ナックル交換も費用が行くため一度中古などで下がらせるのがよいと思います。
ご説明させていただき作業完了です。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
参考取り付け工賃 四輪アライメント調整10000円(税別)
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。