本日3台目の86です。
ブリッツの車高調仕様での四輪アライメント調整です。

サーキット走行メインでのご使用です。

設定数値はブリッツの説明書にあるブリッツの数値に調整をおこないます。

四輪アライメント調整

86 四輪アライメント

さてまずはフロントです。
ロアブラケット長穴でピロアッパー調整式です。
今回はサーキットメインなのでキングピンの位置も変更していきます。
ブリッツの走行データはキャンバー角が2度50分ほどです。キングピンの変更なしでの数値なのかはデータではわかりませんでした。
この違いはサーキットでは大きく出てくると思いますのでもう少し詳しくほしいところでした。

そしてアッパーマウント部分での調整ですが運転席側のボルトが1本ヤバイ感じです。
確実に折れそうな感じです。それでも緩めないと調整ができませんので緩めるとやはり折れました。
新品なのに・・・今回は違う位置に新しいボルトを取り付けて止めていますので走行には影響はないです。

まだまだあります。この車高調お客様がご自身で装着されたそうですがリアの車高調の水平をとるためにケースの長さが左右で3cm以上違います。当店の水平リフトで測定しても3cm以上ケースの差をつけて左右差は誤差程度になっています。1G状態でスプリングの長さを見てみると左右で2cm違います。原因不明です。

四輪アライメントの数値は現状の違いでもキャンバーの左右差はさほどありません。トーの数値は調整できますので調整して数値を見ても車両側がおかしい数値はでていません。

原因不明です。一度ブリッツさんにご相談してくださいとご説明をさせていただきました。

調整完了でおおよそブリッツのデータの数値になりました。

試乗です。

走行にはリアの違いの違和感は街乗りでは感じません。サーキットでは感じると思います。
少し気になるところが多いですね。
今回はキャンバーの違いがかなりありますのでサーキット走行での違いもかなり出てくると思いますので楽しみですね。

 

それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。

参考取り付け工賃 四輪アライメント10000円(税別)

ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。