スカイラインのBNR32 GT-Rの車高調交換と四輪アライメント作業のご依頼をいただきました。

GT-R懐かしいです。

現在はTEINさんの車高調よりHKSさんの車高調に交換です。

HKSさんの車高調はハイパーマックスGT4です。

車高の高さは最低地上高9.5cmでのセッティングです。

昔は全長式なんてなかった時代で車高調の乗り心地もかなりのものでした。

現在の車高調がどれだけ優秀なのかがわかる商品だとおもいます。

車高調取り付け作業

スカイラインはフロントはマルチリンクです。この車両からですねマルチリンクになったのは。

アームはほぼすべてNISMOのアームに交換されていてその他のブッシュは打ち換えがされているそうです。

リアの車高調はヘルパー入ですね。HKSさんの工夫がありますね。

リアも同じくアームは交換済みの用です。

HKSさんの推奨で組み付けをおこなうと最低地上高がフロントパイプが社外のためクリアーできません。

車高はHKSさんの推奨よりアップして取り付けをおこなっています。

1G締め

 

 

最後に1G締めです。この時代の車両は構成パーツがブッシュで行われているアームが大半です。

この車両はテンションロッドはピロに交換されていましたがその他はブッシュです。NISMOなので強化ブッシュです。

強化ブッシュって取り付け方によってはかなりの変化がでてしまいます。締め付け1つで乗り心地が変わるって昔はよく言っていましたがまさにこの部分のことです。

1Gでしっかり締めますが昔は機材も無いため1G状態を作るのに苦労していました。今は機材がありますので楽になりました。

DIYの方、1G状態時は必ずライドハイドは図ってしっかり車重がかかっているかは確認してくださいね。リジットラックだけでは1G状態は作り出せません。特殊機材があってこの状態ができます。

車高の高さ

車高は2cm近く上げてようやく9.5cmです。フロントパイプだけが引っかかりますね。

試乗して四輪アライメント調整です。

四輪アライメント調整

四輪アライメントは前後のトーとリアのキャンバーとフロントのキャスターの調整が可能です。

数値は基準に沿っての数値で調整をおこなっていきます。

車高が上げていますので現状はタイヤの摩耗が結構ありますがその状態は緩和できそうです。

リアのキャンバーは多少多いですがHKSさんの車高調に対してでしたら走りには問題が無いと思います。

リアはハイキャスがついていますので数値は基準値に調整をおこないフロントのキャスターとトーもしっかり調整をおこないました。

数値はきれいな状態になりました。

 

車高調取り付けと四輪アライメント調整後のインプレッション

20年以上前の車両とは思えません。乗り心地は程よい固さはありますがブッシュの効いた嫌な感じもありませんね。車高調の進歩もありますがメンテがしっかりされている車両だから良いのだと思います。ほったらかしにしている車両では中々車高調を変えたでけではブッシュの動きが悪いため動きに揺れがでたりしてきます。この車両はHKSさんの車高調を他の新しいスポーツ車につけたのと同じ感じです。

部品も復刻しているそうですね。まだまだ現役ですね。

 

それではこの度は京都よりご来店ありがとうございます。

また何かございましたらよろしくお願いいたします。

 

参考取付工賃

車高調取り付け工賃16000円(税別)四輪アライメント10000円(税別)

ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。