H&Rのダウンサスが装着されているお車をご購入されたそうです。
2018年モデルのX3 Mパフォーマンスパッケージです。
さてノーマル戻し開始です。
スプリング交換作業
まずはフロントからの調整です。
X3はストラットモデルです。
取り外しはアームすべてのネジを緩めてアッパーを外して抜けば通常ははずせるのですが助手席側は問題なくナックルを少し広げれば簡単に抜けました。
運転席側がなぜかナックルとショックが全然抜けません。
ナックル部分にかなり何かで叩いたあとがあり前にダウンサスを入れたお店もかなりの苦労が見受けられます。
なので運転席側は少し交換方法を変更してショックを外しました。
外し方は色々あるんですよ。
その時気付き化したがロアアームのナットが一箇所しまっていませんでした。マーキングがずれていましたので緩んでしまったのかもしれませんね。
はずれれば純正のスプリングに戻すだけなのですが純正のスプリングは長いのでなかなか交換は大変です。
当店はこれも色々SSTを持っていますので特別手間はないです。
フロント交換完了で続いてはリアです。
リアショックは室内よりアッパーマウントのネジを外すため内張りを外してアクセスします。
ショックを外すところまでは問題無しです。
ショックのトップナットを外そうとネジ山を見るとロッドの方のネジ山が明らかにグチャグチャです。
やばい感じがかなりしましたのでまずは見えるぶぶだけでも先にねじ切りをしてピッチを整えます。
あとは少しずつ外して行きなんとは外せました。
もう一度しっかりねじ切りをしてナットを変えて取り付けをしました。
見た感じインパクトで無理やり外してネジ山がかじってしまっている感じです。
片側は問題なく交換完了できました。
その分で時間をかなり費やしてしまったのでラストスパートをかけて1G締めと四輪アライメント調整です。
1G締めは前後別々でおこないブッシュ部分をしっかりおこないます。もともと行われていない感じでした。
ノーマルにしっかり戻して試乗後四輪アライメント調整です。
四輪アライメント調整
さて数値ですがフロントのキャンバーの差が30分ほどありました。
サスペンションもなかなか外れなかったですしなにか運転席側のナックルなどに問題があるのかもしれませんね。
見た目では全くわかりませんでした。試乗でも違和感なしです。
リアは調整カムも緩めていますので数値はかなりひどいです。
調整箇所は全箇所しっかり調整し作業完了です。
ノーマル戻しと四輪アライメント調整後のインプレッション
X3のMパフォーマンスは21インチのホイールと言うこともありなかなか固めの乗り心地です。
SUV的な乗り心地ではないですね。
数値は基準値なのでこの車両は数値の変化でも違いがかなりでそうに感じました。
外車は一般的にはできますが数値の変更となるとサスペンションの動きなど把握していないのでどうすればっていうのが少し難しです。
こちらも勉強が必要です。
それではこの度はありがとうございます。
また何かございましたらよろしくお願いいたします。
参考取付工賃
ノーマル戻し30000円(税別)四輪アライメント調整15000円(税別)
ブログ内の工賃は改正されている可能性があります。
※2024年1月より自助努力による維持は困難であると判断しサスペンション交換工賃を改正しております。
正確な工賃につきましてはHP工賃表を参照していただくかお問い合わせください。